今回は12月1日放送の

THE突破ファイル

空港税関VS密輸犯

を振り返ってみます。

 

 

年間およそ3200万人が

利用する国際空港では、

不正薬物や条約違反の

動物を持ち込もうとする

密輸犯が後を絶たない。

 

年間1000件以上の密輸摘発の中には、

モナカの中に覚せい剤を詰め込んでいたり、

カートのフレームの隙間に金を隠すなど

手口が巧妙化しているそう。

 

そんな犯罪を

くい止めているのが

税関検査場!

 

2021年の商標権侵害物品

差し止めは62万点以上。

 

偽ブランド品などは個人使用目的の

場合は差し止めできないことがあったが、

近年では海外の通販サイトを通し、

模倣品が増加し、今年10月より

改正法施行。

税関HPより

 

改正後は通販サイトで購入した

個人使用目的の偽ブランド品なども

差し止めの対象になった。

 

税関では偽ブランドの密輸を防ぐ為、

商品の見分けなどの研修を行うそう。

 

偽ブランド品以外にも最近

多発している密輸が大麻リキッド。

 

これは、大麻草から抽出された

THCという幻覚成分が入った

液状大麻で、乾燥大麻よりも

成分量がおよそ6倍高く、

依存性も高い。

 

カートリッジを使用し、

電子タバコのように

簡単に吸うことが出来るため、

近年は若者の間でも蔓延。

 

ハチミツやオリーブオイルに

偽装して密輸するケースが

多いらしい。

 

大麻使用は、

ものを考えられなくなる

知的機能の低下、

何もやる気がしない

無動機症候群、

幻覚妄想等の症状が出る

大麻精神病になるなど、

人体の影響が大きい。

出典:厚生労働省HPより

 

 

   

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ド派手自称モデルの密輸手口とは

 

麻犬反応アリの女性は、

ファッションショーに

出演するため、イタリアから

日本に仕事でやって来た。

 

この女性はある巧妙な手口で、

密輸品を日本に持ち込もうといた。

 

パスタ・チアシード・トマト缶・

トリュフ塩・オリーブオイル…

 

食品関係を一通り確認するも、

怪しい所はない。

 

香水も異常なし。

 

TDSと呼ばれる不正薬物や爆発物を

短時間で探知する検査機器で、

スーツケースや持ち物を紙で

拭き取り分析すると、反応アリに!

 

そこで、スーツケースに入っている

中の物をX線検査で調べてみるが、

薬物は見当たらない。

 

身につけている可能性もあると、

ヒールを脱いでもらい、

ボデイーチェックを求めると、

断られる税関職員

 

その後、ボデイーチェックを

受けてもらうも、薬物は

発見されなかった。

 

 

   

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職員はどう見抜いたのか…

 

 

それは、女性の服の

ボタンの違和感。

 

そのボタンはガチガチに

つけられており、遊びが

ないので、かけるのも

大変だと思った。

 

衣類に縫い付けたボタンを

切り取って調べてみると、

覚せい剤を隠していた。

 

押収された覚せい剤の

合計は、およそ0.5㎏。

 

末端価格は、

およそ3000万円。

 

 

 

職員が気付いた不審点は、

糸の太さが異なるボタンが

あったこと。

 

覚せい剤を隠して重くなった

ボタンをつけるために

太い糸を使ってしまったのでは

ないかと考えていた。

 

 

 

この日のゲスト、大泉洋さんは

4年ぶり2回目の登場、VTRで

ボタンの大きい所に気付き、

クイズに正解していた。

 

 

   

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