今回は、4月11日放送された
カズレーザーと学ぶ。
最新科学で人間関係を
よくするを振り返って
いきたいと思いますので
宜しくお願いいたします。
ウソは体の○○に出る!?
忍び寄る「オオカミ少年脳」の見分け方
人間環境大学 講師 新岡陽光先生は
人がウソをつく時の脳活動を研究。
身を守るためやライバルを
蹴落とすために時にバレバレな
ウソをためらいなくつく
オオカミ少年脳は、利己的なウソを
つくことで起きる脳の異変がきっかけ。
そのメカニズムの
キーワードは、扁桃体と
呼ばれる場所にある。
ある研究でパートナーに
ウソをついて、より大きな
お金を稼ぐゲームをさせたところ、
ウソをつけばつくほど、
扁桃体の活動が低下することが
明らかになった。
扁桃体は感情の中枢であり、
ウソを見破られる不安や
罪悪感などからネガティブな
感情に関わる場所になっている。
罪悪感を司る扁桃体の機能が
ウソをつくことで低下する。
この研究で大事なところは、
利己的なウソによって、
自分は報酬が得られて、
何の罰も受けないこと。
その成功体験が扁桃体の
活動低下につながり、
利己的なウソをつくことに
慣れてしまい、
エスカレートしていく。
→オオカミ少年脳に
なってしまう可能性がある。
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良心や共感性が欠け、
平気でウソをつくと
言われている
サイコパスの扁桃体は
普通の人と比べて体積が
約18%小さくなっていて、
機能も弱いと考えられている。
後天的にサイコパスの要素を
身につけた人物 ソシオパスは
環境要因が重要になる。
自分の周りにイエスマンしか
いない場合は、要注意!
人というのは、一般的に自分にとって
報酬を得られる行動が多くなるし、
バレていないと思うことで、
どんどんウソをつく行動が増えていく。
たとえば会社で後輩が自分より
先に出世した場合、自分が
後輩より優れていると
思う人にとって、自分が後輩より
劣っているという事実は
不快感をもたらす。
そのためあいつは上司に
媚びを売っている、
自分は現場主義だ等、
ウソを他人や自分に言い聞かせ、
認知をねじまげ、ストレスや
不安を解消する行為などが
挙げられる。
心理学で広く研究されてきたが、
一貫性のあるウソの手がかりは
確認できなかった。
感情や思考が見透かされていると
思い込む透明性の錯覚と呼ばれる
現象がある。
たとえば、警察の前ではウソを
つきづらくなるのは、自分の
頭の中が見透かされているのでは
ないか?そういう透明性の錯覚に
よるものだと考えられる。
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ウソが見透かされてる焦りが
言動に出てしまう。
言い間違いが多くなる、
会話の間が長くなるなど、
普段からその人のことを
知っている場合だったら、
この人 今日は目がやけに泳ぐ
とか等の特徴からウソを
見抜くことは可能。
ただし、初対面の場合は
普段のことを知らないので、
ウソを見抜くことは難しいため、
詐欺など、知らない人を
信じてしまう人もいる。
その人の普段の状態を知らなくても、
ウソをついた時に自分では制御できない
明確な生理反応が出ることが
わかってきたりする。
サーモグラフィーというものを
利用して、被験者の体温を調べた所、
ウソをついた時は鼻先の温度が
だいたい1.2℃下がった事がわかった。
さらに、8割の被験者は体温の変化を
自分で感知することができた。
ウソの焦りや不安を抑えるために
副交感神経が働き体温が低下!?
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