今回は、5月9日放送された

カズレーザーと学ぶ。

ストレス社会を生きる方法

を振り返っていきたいと

思いますので宜しくお願いします。

 

 

 

自覚なく心むしばむ

マイクロストレスの正体

 

慶応義塾大学工学部

教授 満倉靖恵先生。

 

ご自身でわかっているような

大きなストレスというのは、

分かりやすいと思うが、

気付いていないストレスを

マイクロストレスという。

 

マイクロストレスがたまると、

うつ病・心の病気になったり、

導いてしまう。

 

そもそも、ストレスは感じた時に

脳の中心にある感情の処理に

関わっている扁桃体に信号が届く。

 

ここから2つの経路があり、

1つは脳幹に伝わることによって、

セロトニン神経を弱める事になり、

イライラ感や仕事の意欲低下など

精神的な症状に現れやすいような

経路になっている。

 

 

もう1つは脳下垂体に伝わることで、

コルチゾールというような

ホルモンを出す。

 

コルチゾールは血糖や血液を

上昇させて、ストレスに対抗

する物質で、これが過剰に

分泌されると、逆に高血圧や

糖尿病などの身体的な症状を

引き起こしてしまう。

 

満倉先生はストレスと

コルチゾールの関係を利用して、

マイクロストレスを見る装置を

開発した。

 

感性アナライザという前頭葉から

脳波をキャッチし、感情を

リアルタイムで数値化できる

初の装置とのこと。

 

 

   

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これにより、本人は自覚がない

マイクロストレスも明らかになる。

 

マイクロストレス

感じる対象は個人差が大きい。

 

自分のスマホのアラーム音や

座り慣れないイスのクッション、

青信号の点滅したなど、

ある人にとっては全くストレスで

ないことが、別の人には

ストレスになってしまうこともある。

 

感性アナライザが普及すると、

気づかないものに気づかせることが

できるような自分のストレスが

何なのか知ることができる。

 

心地よくなるにおいの開発、

手触りの開発にもなる。

 

ストレス=イライラではない。

 

ストレスは日常的に

上下上下している。

 

マイクロストレス

積み重ねがダメ!

 

扁桃体は海馬に近い所にあり、

記憶に凄く影響を与えていて、

長く続くと記憶力を

低下させたりする。

 

だが、ちょっとした

マイクロストレスだけで、

記憶を高めたりするので、

一概に悪い訳ではない。

 

感性アナライザは感情を

知るためのもので、

今現在は感情を作ると

いうような研究を行っている。

 

たとえば、ストレスの状態から

嬉しい状態に変換するような

電気信号というのを

見つけ出している。

 

それを入れることによって、

実際に感情を変えようと

コントロールする。

 

 

   

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うつ病とか心が苦しい人は、

落ちた状態から上がらない。

 

でも、この状態になれば

上がるんだよって事が

わかっているので、

そこに対して電気刺激をかけて、

それを簡単な装置で治す。

 

刺激はいろんな所から

あてれる思うが、脳が一番で

あとは目。

 

頭蓋骨の目の部分の

空間から、の刺激って

大脳皮質に影響を与える。

 

普及するのは、

2~3年後らしい。

 

 

 

 

ヘルペスがうつ病の引き金に!

 

名古屋大学外学院

情報学研究科 教授

大平英樹先生によると、

うつ病は心の病気ではなく、

脳の病気であるということが

明らかになってきた。

 

3年前に慈恵医科大学研究チームが

体内に潜むウイルスが過労などの

強いストレスを原因として、

脳に悪影響を及ぼすと

いうことを発見した。

 

慢性的なストレスを受けると、

それに対抗するために

コルチゾールなど

ストレスホルモンが分泌される。

 

これらが長期間増え続けると、

とくに海馬は脳の中でも

弱いとされているので、

萎縮して傷害される。

 

 

   

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