今回は10月20日放送の

THE突破ファイル

突破ドクターの

人体ミステリーファイル

を振り返ってみます。

 

 

 

たちの身に突如襲い掛かる

原因不明の病や異変、

その謎を推理して

原因を究明する突破劇より。

 

 

 

見たら気絶する絵画!?

 

1857年制作 ミレー落穂拾いは、

怖い絵とも呼ばれているそう。

 

左の奥をみると、藁を積んでいる

大勢の人たちがいて、そこから

離れた手前の女性たちが拾って

いるのは、残りもの。

 

つまり、富める者から

貧しい者への施しとして、

拾わせてあげている当時の

格差社会を描いた作品と

いわれている。

 

 

1830年に描かれた

民衆を導く自由の女神は、

フランスの画家 ドラクロワ

7月革命を題材にして

描いた作品。

 

 

横暴をはたらく王家に対し、

自由を求めて戦う民衆の姿に

共感して、描かれていると

いわれている。

 

美術館で突如、女子高生を襲った

謎の病の原因とは?

 

女子高生は絵を見ていたら、

友達に声をかけられた瞬間に

突然、目の前が真っ暗になって

そこから覚えていないという。

 

その原因は、

スタンダール症候群

 

絵を見る時、必ず起こるという

わけではないが、長い時間 首を

反らし続けたことで、脳へ血液を

送る首の動脈が圧迫され、

血流が止まり、失神した。

 

もし、血栓という血の塊が

できていたら、脳梗塞に

なっていたかもしれない。

 

 

   

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スタンダール症候群は、

芸術鑑賞や美容院での

洗髪のように、頭を上に

反らす姿勢を長時間続けると、

首の後ろ部分が圧迫され、

脳への血流が滞り、めまい・

意識を失うなどする症状。

 

転用の電球交換・

うつ伏せでスマホ操作・

頭を上に向けたイスでの

居眠りなど、同じ体勢を

長期間続けた場合も、

同様の危険性がある。

 

さらに、血流が滞った

状態では血栓が作られる

こともあり、これが脳に

入ると、手術で取り除いても

意識障害や記憶障害などの

後遺症が稀に起こることもある。

 

もう少し様子を見る必要はあるが、

女子高生は脳梗塞になってないし、

後遺症もなさそうだと医師は診断。

 

長い時間、上を向かないように

気をつけて、水分補給を

しっかりしたら、大丈夫とのこと。

 

 

だが、数日後の吹奏楽の練習中、

突如 1人だけ謎の爆音に襲われた

女子高生の身に何が?

 

過去に銀歯がアンテナのように

ラジオ電波を受信して、歯や骨を

伝い、頭蓋骨に反響し、耳鳴りや

幻聴を起こす様々な条件下で

非常に稀な症例があった。

 

ところが、女子高生

ひとつも虫歯がなかった。

 

 

   

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女子高生の症状の

原因は花粉症

 

花粉症で鼻水が出過ぎると、

耳とつながる開閉して耳の中の

気圧調整を行う耳管が、

すすった鼻水で詰まると

気圧が乱れて、聞こえ方に

異常をきたすことがある。

 

 

3日後、また耳鳴り。

 

謎の音の正体は、

耳管解放症

 

頭の中には耳管という

音が通る細い管があり、

それが広がった状態の

ままになると、反響して

大きな音のように

聞こえることがあるという。

 

通常は閉じた状態だが、

開きっぱなしの状態だと

耳の中の気圧が乱れる。

 

うまく鼓膜が振動せず、

声が反響・音が割れるように

聞こえる。

 

ダイエットで急激に体重を

落とすと、脂肪が減って、

耳管が閉じられなくなることも。

 

この病気が発症するきっかけは、

運動や脱水にある。

 

走ったり、汗をかいたことで、

体の水分が減り、症状が悪化。

 

症状に個人差はあるが、

耳の中の気圧が乱れ、

頭の中で音が反響する感覚に。

 

栄養をしっかりとって、

無理に体重を落とさない

健康的な生活をしていれば、

大丈夫だそうです。

 

 

   

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