今回は7月9日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
太平洋に近い森の中
オレンジ色の屋根
衛星写真で見つけた北海道の
ポツンと一軒家を目指す。
目指すポツンと一軒家は
金物店を営む60代の
にしむらさんの所有する
別荘だとわかった。
8㎞先にある
ニシムラ金物店へ向かう。
海沿いの国道を15分ほど
走ると、西村金物店に到着。
突然の取材の申し出を
快く了承してくれたのが、
亡き父からポツンと一軒家を
受け継いだ2代目のあるじ
にしむらしゅういちさん71歳。
集落を抜けると、ボコボコと
穴だらけの悪路の先に広がる
緑一色の森。
しゅういちさんの娘が持っていた
シルバニアファミリー(玩具)
の家とそっくりに造った
ポツンと一軒家に辿り着いた。
親戚が皆、集まって
ここで正月の元旦に
新年の挨拶をするが、
狭くて座れないと
なって、増築した。
門柱の橋を渡ると、
池が3つある。
湧水を利用しており、
今年の5月の連休明け
くらいにヤマベの稚魚を
分けてもらって1000匹放した。
一番下の池にいるのは、
ドナルドソン(ニジマス)。
家の向こう側にも
3つの池がある。
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ポツンと一軒家から100㎞
以上離れた場所で生まれ、
板金職人をしていたという
しゅういちさんの父。
釣り好きが高じて、
25歳で移住。
海沿いの町に
金物屋を開業。
そして、36年前に
2500坪の土地を購入し、
山小屋と6つの池を造る。
先代が33年前、森の中に
建てたにしむら家の別荘。
室内には薪ストーブがある。
横に薪が置いてあるほか、
薪小屋にも保管してある。
先代が4年掛けて
造った理想郷。
遊びに来た家族や友人が
気軽に泊まっていけるように
山小屋の隣には石油給湯器を
備えた別棟の風呂場も増築。
その風呂場と山小屋を挟んで
反対側には、木の板で屋根を
葺いた東屋(ジンギスカン小屋)
がある。
隣には孫が遊ぶための
ブランコが30年前に
造ってあった。
22年前、74歳で
亡くなられた先代。
本当のお墓は
ちゃんとあるが、
全部を見渡せる場所に
お墓がある。
町で暮す姉弟にも
特別な遊び場で、
しゅういちさんに
とっても孫と楽しく
過ごせる憩いの場に
なっている。
遊びに来た孫たちと
一緒に魚釣りを行う
スタッフもはじめての
釣りで虹鱒をGET。
その虹鱒を使った
ちゃんちゃん焼きを
ごちそうになる。
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しゅういちさんはこの場所を
今の段階では、だんだん体の
余裕も少し出てきている。
現場の方は息子に
100%任せて、
空きの時間はなるべく、
こっちに来て先代が
遺したこの場所を
ちょっとでも綺麗に
維持できればいいかな
と、思う。
それにばっかり
こだわってても、
また迷惑をかける
ようでは困るので、
ちょうどいい塩梅に
やっていければいい。
先代は思い残すことが、
まだまだたくさん
あったんだろう。
そういうのも見てるので、
気持ちと体は別だけど、
出来る所は少しでも思いを
繋げていってやりたいという。
息子は出来る限り協力して、
またここに人が集まるような
場所になればいいなと思ってる。
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