今回は9月15日放送の
チコちゃんに叱られる!
Don’t sleep through life!
を振り返ってみたいと
思いますので
宜しくお願い致します。
何も考えないで、
のほほんと暮していると
チコちゃんに叱られますよ。
不安ってなに?
人類誕生から備わっている
生き抜くための武器
詳しく教えて下さるのは
心理学や脳科学に詳しい
明治大学 堀田秀吾教授。
人類は大昔から不安を感じ、
不安に対して準備し、
対処することで有利に
生き残ってきたと
考えられている。
堀田先生によると、
人間が狩りをして
暮していた石器時代。
命を脅かす存在や様々な
自然災害から身を守る為には
ちょっとしたことでも
不安を感じ、事前に危険を
察知して回避できたほうが
生き残りに有利だったという。
結局、私たちの心や体も
石器時代から変わっていない。
人類誕生から
およそ700万年前。
狩りを中心とした生活を
やめたのは約1万年前。
人類の長い進化の
歴史からすると、
1万年前は
ほんの一瞬のこと。
生物はゆっくり時間をかけて
進化していくため、この
1万年前の間、心と体はあまり
変化しておらず、石器時代の
頃の危険を察知する本能が、
残っているという。
不安は現在でもピンチの際、
行動を起こす準備を
体にさせる。
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不安になると、脳が
刺激を受け、体から
様々なホルモンを
出すことで心拍数や
血圧が上昇し、注意力や
集中力が高まる。
そのため、危険に対する
準備ができる。
これのおかげで、今では
急に襲われることはなくても、
集中力が高まったりするので
ピンチを乗り切るために
役立っていると考えられる。
不安があるから車が来たら、
注意できる。
仕事などでトラブルが
おきないように先のことを
予測して準備ができる。
不安はやっかいなものと
捉えられがちですが、
不安の利点を知り、
うまく付き合うことで
武器になる。
自分は不安だと考えて
しまっていることが原因。
これについては、私は
わくわくしていると
口に出す。
ハーバード大学の実験では、
「不安だ」と声に出した
グループと、
「わくわくしている」と
超えに出したグループに、
人前で歌を歌わせて
比較してみたところ、
わくわくの方がピッチや
リズムなどがより正確で
よいパフォーマンスができた。
堀田先生によると、不安な時
自分は興奮しているのだと
脳を騙すことで、すぐに不安を
有効活用できるそうです。
元気な動き、ヘンテコな
動きをすると、
脳は楽しいんだと
勘違いする。
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泡で汚れが落ちるのは?
泡がぎゅうぎゅうな
ところから逃げたいから
詳しく教えて下さるのは
泡について詳しい
東京都立大学 理学部
ソフトマター研究室
栗田玲教授。
泡の状態を”ふわふわ”と
表現するが、正しくは
ぎゅうぎゅうで顕微鏡で
見るとよく分かる。
泡たちはぎゅうぎゅうで
不満で本当はまん丸に
なりたい。
泡の一つ一つが、「逃げたい」
「解放されたい」という
動きが汚れを落とす。
泡の密集から逃げたい力
→汚れを落とす
満員電車をイメージすると
わかりやすいかも。
食器用洗剤の泡に汚れに
見立てた青色の溶液を
入れると、汚れに見立てた
青色の溶液が泡に触れると、
泡と泡の間に溶液が流れ込む。
溶液に覆われた泡はその後、
丸く変形する。
これこそ泡が持つ重要な
特性が引き起こす現象。
泡の特性
→まん丸でいたい
まん丸の時には、泡の中から
圧力が均一で、泡はご機嫌な
状態ですが、泡がぎゅうぎゅう
に密集している時は、泡どうし
が押し合い、
いびつになっている。
つまり、泡の中からの
圧力が均一ではなく、
とっても不満な状態。
そこに油汚れが
やってくると、
間に入って泡と泡の間の
押し合いを弱めてくれる。
ぎゅうぎゅうに詰まった
泡がまん丸になるために
油汚れを吸い込む。
食器についた油や
洗顔いた際の無駄な
角質などにぎゅうぎゅうに
つまった泡をくっつけると、
様々な汚れを吸い取って
落としてくれる。
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