今回は4月5日放送の

チコちゃんに叱られる!

Don’t sleep through life!

「心が折れる」

と言うのはなぜ?

を振り返ってみたいと

思いますので

宜しくお願い致します。

 

何も考えないで、

のほほんと暮していると

チコちゃんに叱られますよ。

 

 

 

「心が折れる」

と言うのはなぜ?

 

神取 忍が折ったから

 

 

詳しく教えて下さるのは

臨床心理士で明星大学

藤井靖教授。

 

藤井先生によると、

神取忍さんが最初に

使い始めた。

 

藤井先生のカリスマ

神取忍さんと言えば、

「ミスター女子プロレス」

といわれる人気の

プロレスラー。

 

柔道世界選手権

銅メダルなどの実績を持ち、

58歳の今も現役として活躍。

 

 

そもそも、心が折れる

というのは、心理学的な

専門用語ではない。

 

何か自分を支えていたものが

一気になくなって、落ち込んで

無気力になる。

 

あるいは、

自分がくじけてしまう

状態の言いかえ。

 

 

「心が折れる」という

ことばはどのようにして

生まれたのか?

 

神取忍さん本人の元へ。

 

現在は選手だけでなく、

女子プロレス団体

「LLPW-X」の代表

でもある。

 

 

   

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神取さんによると、

それは試合の後の

インタビューで答えた

ことばで、信じて

くれないんだけれど、

本当なんだという。

 

心っていうのは相手

プライドとか、そういった

気持ちの部分だから、

そういったところで

「心を折る」っていう。

 

その言葉が生まれた試合は、

当時の雑誌に残されていた。

 

1987年7月、ジャッキー佐藤選手

との一戦でのこと。

 

デビュー2年目だった神取さん、

この試合の2週間前に

ジャッキー佐藤選手の攻撃が、

神取さんの負傷箇所に当たった

ことが原因で因縁が生まれ、

女子プロレス史上、語り継がれる

伝説の試合となった。

 

相手の骨を

折ってはいけない。

 

でも、相手

倒さなきゃいけない。

 

倒すだけでは自分の中で

納得しない部分があった。

 

「逆らうことはできません」

「ごめんなさい」っていう

完膚なきっていうところを

相手に伝えなきゃいけない。

 

神取さんがその試合を

振り返ったインタビューで

「考えていたことは

勝つことじゃないもん

骨でも肉でもない、

心を折ることを考えてた」等、

繰り返し8回も使われている。

 

三省堂 国語辞典 第八版には、

女子プロレスラー 神取忍

相手の心を折るという発言を

記した本が出た後、広まった

と書かれている。

 

 

   

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当時、格上だった

ジャッキー佐藤さんの

心を折ろうとした

アームロック。

 

神取さんが

ギブアップを取り勝利。

 

ジャッキー佐藤選手の

人生で唯一のギブアップ

だったのだそう。

 

自由を奪われ、そこから

痛み・怖さが来るから、

気持ち的にもどうしようも

なくなり、心が折れる。

 

ジャッキー佐藤さんはその後、

現役を引退、がんで

亡くなられてしまった。

 

神取さんはちゃんと挨拶が

できないままで、悔いが

残っているという。

 

 

   

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