今回は4月14日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
逆L字型に切り拓かれた敷地
敷地の一番奥に赤い屋根の建物
道沿いに低木群
道の両側に畑
少し離れた所に大きな畑
衛星写真で見つけた鹿児島県
種子島のポツンと一軒家を目指し、
およそ100㎞離れた鹿児島港から
フェリーに乗り、種子島の
西之表港に向かう。
東シナ海に出て
海を渡ること3時間半、
ようやく種子島に到着。
目指すポツンと一軒家の
情報を得るため、
西之表港から南へ20㎞、
種子島の中央部分にある
最寄りの集落へ。
最寄りの集落に到着、
煙突から煙の出ている
お宅で聞いてみる。
そこから出てきたお父さんに
衛星写真を見てもらうと、
目指すポツンと一軒家は
人が住んでいる家ではなく、
こまつさんという人が
もっている山小屋。
しかし、2枚目の写真を
見てもらうと、場所はわかるが、
住んでいる人はわからないという。
お父さんはテレビで観てるから
一遍、連れてくかなと
先導してもらう。
捜索再開!
先導してくれるお父さんを
見失ったりしながらも、
ポツンと一軒家に辿り着く!?
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衛星写真と比べてみると、
屋根の色などが全く違う。
住人の方に見てもらうと、
家 変わってると思うよと
言われるが、衛星写真に
映る一軒家ではなかった。
辿り着いたのは、
ポツンと一軒家から3㎞ほど
離れた場所に建つ全く別の
家だった。
この辺りは昔、15軒ほど
家のある集落だったが、
今は2軒しか残っていない。
目指すポツンと一軒家には
やはり、山小屋の持ち主の
こまつさん。
町に自宅があり、そこから山に
通っているそうだ。
捜索再開、またしても
先導してもらい、
辿り着いた。
だが、こまつさんが不在。
連絡先が分からないため、
親戚の家まで先導して
もらいながら、翌日に
再度訪問。
ようやく出会えた種子島の
ポツンと一軒家のあるじ
こまつまさとさん80歳と
奥さん79歳。
この家はまさとさんの姉の
娘婿が大工さんで建てた。
来る途中にある
山小屋 木成
という看板は何回来ても
辿り着けない友達の
目印用に作った。
種子島宇宙センターの近所
に住んでいるこまつさん、
毎日車で40分以上かけて
通っているという。
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たくさん居た友達が町では
人の中でカラオケもできないし、
ここだったら大丈夫だろうと
思って皆の集う場所を造ろうと
山小屋を建てた。
今から22年前に胃がんを発症した
まさとさんは胃の1/3を切除。
長く生きられないのであれば、
やり残すことがないようにと
一念発起し、手術の翌年に
山小屋造りを開始。
友達に作詞作曲する人がいて、
CDも出している。
奥さんは自宅で
小松レンタカーを経営。
まさとさんの定年に
なった時、20年前に
廃業した。
当初の計画とは全く違う
建物だった山小屋。
2階建てを建てるつもり
だったが、お金が足りず、
まず平屋を造った。
次に車道を敷設した。
種子島で炭焼を生業としていた
小松家の8人兄弟の五男として
生まれたまさとさんは地元の
高校を卒業後、大阪の
針金製造会社に就職。
そこでは、なまし鉄線という
鉄筋の結束などに使用する
柔らかい鉄線を作った。
しかし、3年後に種子島の
実家へUターン。
それは、親父と弟、三男で
小松オートセンターという
オートバイ屋をしていて、
親父に戻って来るように
言われたから。
でも、1~2年で倒産
してしまったという。
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