今回は5月12日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
道路がはっきり見える
灰色の大きな屋根の建物
小さな茶色の屋根の建物
少し離れた所に丸い建造物が
衛星写真で見つけた熊本県の
ポツンと一軒家を目指す。
熊本県のポツンと一軒家を
目指し、最寄りの集落から
捜索開始。
最初に出会ったお父さんに
衛星写真を見てもらうと、
目指すポツンと一軒家に
住むのは、ダムの下流の
集落から移住してきたという
80歳前後のフルタさん夫婦。
以前は別荘のように行ったり、
来たりしていたが、今は
どうしているかわからないそう。
お父さんに道を教わり、
ポツンと一軒家に辿り着いた。
ダム湖を見下ろす丘の上、
携帯電話の鉄塔がそびえる
森を切り拓いた敷地に
宙に浮いているかのように
床を高くあげた大きな
三角屋根の家が建っていた。
突然、訪ねた捜索隊を来たと
喜んで迎えてくれた
ポツンと一軒家のあるじ
ふるたりつおさん71歳。
高床式鉄骨造の一軒家、
りつおさんは独立して
ここで仕事しようと思って、
下を工場にして
上を住まいにする予定だった。
りつおさんは普段、
市内にある叔母の家から
月曜から金曜の夜まで、
そこから会社に行って
土日はここに来る
2拠点生活をしている。
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山の中に建つポツンと一軒家
から10㎞離れた町で現役の
建具職人として働くりつおさんが
23年前に独立を考え、この山の中に
工場兼住居を建築。
しかし、町から遠すぎて
仕事には不便で、家を
建てたものの、独立を断念。
現在、平日は15年前にりつおさんが
叔母さんから譲り受けた町にある
家に住んで、職場に通い、週末だけ
山奥のポツンと一軒家へ。
1970年に計画され、
2001年に完成したダム。
80軒以上の民家がダム湖の底に
沈んだが、りつおさんの実家は
ギリギリ立ち退きを免れ、今も
お兄さんが跡を継いで住んでいる。
りつおさんも住み慣れた
地元に戻って、夫婦で老後を
過ごしたいと考え、実家に近い
この場所に家を建てたのだという。
米農家を営んでいたふるた家の
7人兄弟の末子のりつおさんは
中学卒業後、県内の建具屋さんに
就職し、55年間続けている。
その経験を活かし、鉄骨と屋根の
組み立て以外の内外装全部を
妻や兄と一緒に造作した。
工期3年の家の建具は全て
りつおさん自身が製作。
トイレの扉には使用中か
どうかわかる明かり窓を
つけづなど、プロの技を
存分に発揮している。
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母屋の隣にあるトタン屋根の
作業小屋や中にあるピザ窯も
自力で建築。
元々、熊本市内でアパートを
借りて住んでいたふるた夫婦、
誰もいない山奥に家を建て
始めると、アパートを
引き払って、作業小屋が
建っている場所に
ビニールハウスで仮住まい。
家ができるまでの3年間、
そこで暮しながら、毎日
仕事に通っていた。
苦労をいとわず、夢に向かって
二人三脚で新居造りに励んだ
ふるた夫婦。
誰もいない山で夫婦2人きりの
生活の中で、かわいい姪や甥が
遊びに来るのが何よりの
楽しみだった。
ポツンと一軒家から
50㎞離れた熊本県内の村で
米農家の6人兄妹の次女として
生まれた奥さんは、地元の
中学を卒業後に福岡県の
鞄店に就職。
2年後に熊本に戻り、
洋裁の仕事に就いた。
平成3年に結婚、
2人の出会いはお茶だった。
それぞれ別の先生の元で
2人とも20歳頃に茶道を
開始し、合同のお茶会で
出会った。
お茶の会で一緒に中国に
行った際、周りが私たちを
結婚させようという策略が
あったようだ。
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