今回は、6月11日放送された

カズレーザーと学ぶ。

夏にまだ間に合う

キレイになってやせる

食の最新科学

を振り返っていきたいと

ますので宜しくお願いします。

 

 

 

やせ菌・デブ菌の新常識!

日本人特有の

新やせ菌の増やし方!

 

 

国立研究開発法人

医薬基盤・健康・栄養研究所

副所長で、ヘルス・メディカル

微生物研究センター長

國澤純先生によると、

やせ菌とは、やせている人

多く見られる腸内細菌。

 

やせ菌を増やすことによって、

太りにくくなるということで、

ダイエット効果のある腸活の

一つのターゲットとして、

世界中で注目されている。

 

約1,000種あると言われている

腸内細菌の中でも脚光を浴びて

いるのは、脂肪の燃焼を

助けてくれるやせ菌や逆に

エネルギーや脂肪を

吸収してしまうデブ菌

 

だが、近年の研究では

人種によって腸内細菌の種類が

大きく異なることがわかり、

中でも日本人が多く持つ

新やせ菌に脅威の

ダイエットパワーが

あることが判明。

 

今から食生活を変えれば、

わずか1週間程度でその数を

増やすことが可能だという。

 

 

   

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なぜ、やせ菌でやせるのか?

世界中でよく知られるやせ菌

のひとつ、アッカーマンシア

を例に紹介してもらう。

 

アッカーマンシアは、

腸の壁を厚くする。

 

そうすると、いろんなものが

入ってきにくくなって、例えば

脂が体内に吸収されにくい。

 

なので、脂肪をブロックする。

 

さらに、血糖値を抑制する

ということで、太りにくくする。

 

やせるメカニズムは、腸内で

増えることで、メカブや納豆

などのぬるぬるの素 粘液

ムチンを腸の細胞を

大量に作らせる。

 

結果、腸壁を守るバリアの

役割を果たし、体内に

入り込もうとする余分な

脂肪や糖をブロックすることで、

太りにくい体に!

 

だが、アッカーマンシアの

日本人の保有率は約1割で、

ほぼいない。

 

欧米型やせ菌を

増やそうとするより、

たちが持っている

新やせ菌を増やした方が、

ダイエットの近道になる

ということを國澤先生たちの

研究でみつけた。

 

腸内細菌の割合は、

出産時に親から

もらったものや乳幼児期の

生活環境でおよそ決まる。

 

そこで、後からやせ菌を

増やそうと、善玉菌を

豊富に含む発酵食品など、

短期間で大量に食べたとしても、

腸内に元からいる菌がそれを

排除しようとするため、

ダイエット効果は一時的。

 

つまり、元から根付いている

やせ菌を増やす方が

ダイエットの近道。

 

日本人が多く持つ

新やせ菌は、

ブラウティア。

 

國澤先生たちの研究では、

日本人の約9割が

ブラウティア保有し、

腸内細菌 約3%が

ブラウティア。

 

 

   

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しかし、現状のままでは

そのポテンシャルを

生かしきれず、多くの人は

宝の持ち腐れ。

 

 

ブラウティアには、

2つの大きな働きがある。

 

1つ目は、短鎖脂肪酸を増やす。

 

短鎖脂肪酸のダイエット効果は、

満腹感の促進・食欲の抑制と

血糖値の急上昇を抑制。

 

血糖値上昇→糖分→脂肪

 

血糖値抑制により、

肥満防止。

 

 

ブラウティアは

ダイエット効果をもたらす、

短鎖脂肪酸を自ら作り出す

だけでなく、ビフィズス菌など、

他の腸内細菌にも働きかけ、

効果的に短鎖脂肪酸を

増やしてくれる。

 

 

ブラウティアの2つ目の働きは、

脂肪を燃焼するオルニチンを生成。

 

オルニチンは肝機能を高め、

アンモニアを分解。

 

また、成長ホルモンを生成し、

脂肪を燃焼させる。

 

そんなダイエット効果のある

オルニチンを外から摂取

しなくても、菌が自ら

作り出してくれる。

 

 

   

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