今回は10月4日放送の

チコちゃんに叱られる!

イクラが赤いのは?

冷たい飲み物は何故おいしい?

を振り返ってみたいと

思いますので

宜しくお願い致します。

 

 

 

何も考えないで、

のほほんと暮していると

チコちゃんに叱られますよ。

 

 

イクラが赤いのは?

 

紫外線から命を守るため

 

詳しく教えて下さるのは

栄養に詳しい早稲田大学

矢澤一良農学博士。

 

川魚の卵を見てみると、

サケ以外の卵の

ほとんどは透明。

 

 

なぜ、サケの卵だけは赤い?

 

それは、卵を産む場所の違いが

大きく関係している。

 

サケ以外の川魚は、

深い川底に産卵。

 

水草の裏側などに卵を産むが、

サケは上流の浅瀬に産卵。

 

サケが一度に産む卵の

数が少ない。

 

サケと他の川魚が一度に産む

卵の数を比べてみると、

コイは約70万個 フナは約15万個

アユは約3万個 サケは約3,000個

 

一匹が一度に産む卵の数が

少ないサケは敵の少ない

上流の浅瀬を産卵場所に選んだ。

 

しかし、上流の浅瀬には

紫外線という大敵が。

 

深い川底に卵を産めば、

紫外線が直接当たりづらいが、

浅瀬は遮るものが少なく、

紫外線がそのまま当たってしまう。

 

すると、卵の中に活性酸素が

大量に発生し、死んでしまう。

 

 

   

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卵を紫外線から守るために

重要になってくるのがイクラの

赤い色の正体 アスタキサンチン。

 

これは、海藻などに

含まれる天然色素。

 

紫外線によって発生しすぎた

活性酸素から細胞を守るという

抗酸化作用が非常に強く、

お肌を守る効果が期待できるので、

日焼け止めや化粧品にも

使われている。

 

 

 

冷たい飲み物は何故おいしい?

 

細菌が繁殖しにくい温度だから

 

詳しく教えて下さるのは

脳と味覚の関係について

研究している東北大学

農学部 笹野高嗣名誉教授。

 

冷たい飲み物を美味しく

感じる理由はいくつかある。

 

真夏など、温度が高いとき、

冷たい飲み物が美味しく

感じるのは、気温によって

上がった体温を下げるために

脳が冷たい飲み物を美味しいと

感じさせているわけです。

 

そして、私たちの命を守るために

冷たい飲み物をおいしいと感じる

理由が考えられる。

 

飲み物が美味しいと感じる温度は、

冷たい飲み物で5~11℃くらい。

 

温かい飲み物は60~70℃

くらいと言われている。

 

 

   

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それは、命の危険がない

飲み物を好むように脳に

インプットされている

可能性が。

 

飲み物が美味しいと

感じる温度は、細菌が

繁殖しにくい温度と

一致している。

 

一方、体温に近い30~40℃

という温度は細菌がもっとも

繁殖しやすい。

 

厚生労働省の基準では、

1gあたりに細菌が1万個以上

検出されると、衛生的ではない

とされています。

 

常温で保管した麦茶は

大麦が原料なので、

細菌のエサとなる炭水化物が

多く含まれている。

 

水道水は塩素処理

=菌の増殖を抑える

 

長期保存で塩素が弱まって、

常温だと菌が繁殖してしまう。

 

常温の飲み物が美味しい

→菌が繁殖した水を飲む

 

病気になってしまう

リスクが増えてしまう。

 

生き延びるため、本能的に

冷たい飲み物を

美味しいと感じる。

 

 

   

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