今回は7月6日放送の
ビーバップ!ハイヒール
くらべる昭和と平成
~変化に隠された物語~
の回を振り返っていきます。
終わろうとしている平成、30年
気付いていない所で起きている
平成生まれが知らない
昭和生まれが気付かない
昭和と平成の変化、
そこに隠された理由とは?
昨年行われたリオオリンピックのサッカーで
使用された、FIFA公式試合球はカラフル。
昭和のサッカーボールは白と黒。
昭和40年代まで使用されていた
サッカーボールは茶色だったが、
白黒テレビの中継ではわかりにくい。
昭和45年のメキシコオリンピックでは、
球が見やすく、回転もわかると視聴者から
好評で、白黒ボールが全盛となった。
ところが材質の変化により、
天然皮革→人工皮革になり
表面にプリントが可能、カラーテレビ
の普及と画質の向上
からカラフルな色合いに!
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横断歩道も、平成と昭和では
変わっている。
昭和の横断歩道は、両端に
縦線が描かれているが、
現在は縦線は存在しない。
車の通行などで剥がれないように
塗料を分厚くしているが、
昭和のものは雨や雪などで枠内に
水が溜まりスリップ事故が多発し、
平成4年の憲法改正で水の
溜まらないデザインに統一された。
物の変化に隠された意外な理由を
作家 おかべたかしさんが教えてくれた。
現在、日傘の支流は黒が多いが、
昭和では海外の女優などが映画で
白い日傘を使っていた影響で
白が多かった。
色が変わったきっかけは、
20年ほど前に人気番組で、
黒が紫外線をカットすると
放送された事から、
黒が増えた。
ところが10年ほどの間に
UVカット加工の進歩により
色による差は殆どなくなり、
白の方が光を反射するので
涼しくなり、女性の顔を美しく
見せる効果もあるそうです。
平成のオムライスは、
ご飯の上にふわふわたまごを
のせたもの。
昭和のオムライスは、
たまごでしっかり巻いたもの。
そのきっかけは、
伊丹十三脚本監督のタンポポ
で、ホームレスの男性が厨房に
忍び込み、オムライスを作る時、
ふわふわに焼き上げた半熟のオムレツを
チキンライスの上に乗せナイフを入れて
開く→平成オムライスの原点で考案者は
伊丹監督だった。
昭和の卓上ポットは、
真空の層を作ったガラスの入れ物を
金属のケースに入れて金属性魔法瓶を
カバーしているが、落としてしまうと
割れてしまう。
その問題を解消したのが
ステンレス製魔法瓶で
ガラス製と違い
軽い 割れない コンパクトで
価格も手頃になり普及したが
ステンレスは装飾しにくい為、
花柄から銀色に変化した。
現在でもガラス製魔法瓶は、
保温効果が高く味が良い
利点があるので生産は
今でも続いている。
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昭和は板ガムが支流だったが、
平成9年にキシリトールの流行で
粒ガムがシェアを奪っていった。
昭和の花束は、ボリュームを出し
大きく見せるのが一般的だったが、
平成になると、コンパクトで
日持ちが良いタイプに変わり、
売り上げの7割は平成タイプだそうです。
自動車も昭和は、首を動かさないと
確認できないドアミラーは危険と
ボンネットの上にある
フェンダーミラーが一般的だった。
海外では認められていた
ドアミラーが昭和末期に日本でも
認められ、ドアミラーが爆発的に
増えて行った。
そして、ミラーの変わりに
カメラ装備されたミラーレス時代が
訪れようとしている?
ところが、タクシーは
フェンダーミラーを採用している理由は、
ドアミラーのデメリット
助手席の客で見えない
覗き込んでいると不快感を与える
などの理由を解消してくれる。
また、疲労軽減や
長時間の運転に対応
している。
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アドバルーンは、年間1万本
以上掲げられいたが、
ビルの高層化で広範囲に
効果が期待できず、姿を消した。
デパートの屋上遊園が消えたのは、
火災事故に備えて屋上半分を
避難区間として確保する事が義務になった。
駅の伝言板は、携帯の普及や
落書きの増加により姿を消した。
ドライブインシアターは、
屋外駐車場に設置された
巨大スクリーンを車に乗ったまま
観賞でき、カップルが愛をはぐくむ場所
だったが、平成になると若者の車離れし、
シネコンの普及で姿を消した。
蚊帳は、クーラーや網戸の
普及により虫が入って来ることが
少なくなり姿を消した。
だが、蚊帳の生地を使った布巾は
絶妙な粗さの生地が重ね合わせ、
吸水性・速乾性に優れている。