今回は2025年7月22日放送の
ザ!世界仰天ニュース
真夏の危険SP
を振り返ってみたいと思います。
娘が絶体絶命!
衝撃の結末
神奈川県にある
東海大学医学部付属病院
高度救命救急センター。
ある夏の日に守田医師が
診察した少女は
予想外のことが続いて、
正直 焦ったという。
ある夏の終わり、
冷たいジュースの
一気飲みをした少女。
名残惜しそうに吸った。
それが何となく楽しくて、
力いっぱい吸ってしまった!
すると、舌がすっぽり
ビンにハマった!
引っ張ってみても、
取れない。
どうやら、ビンの中の空気を
思い切り吸い込んだことで、
中が真空に近い状態に。
これにより、舌が
引っ張られた。
母親が引っ張っても抜けず、
舌が紫色に変色してしまい、
救急車を呼ぶ。
救急車が来るまでの間も、
抜けないかと試みるが、
ダメだった。
抜けなくなって20分、
医師も焦るほどに事態になる。
この時、電話を受けたのが
守田医師で、そんなケースは
何度か経験があり、今回も
簡単に抜けるだろうと思っていた。
ところが、とんでもない
闘いが始まる。
搬送されたのは、
東海大学医学部付属病院
高度救命救急センター。
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少女の舌は半分ほどが
ビンの中にすっぽり
ハマっていて、血流が
止まっているようだった。
舌には2本の太い血管が
通っていて、その血管が
ビンによって圧迫され、
血流が滞ったと思われた。
それにより、舌がむくんで
抜けづらくなっていた。
前にみたケースでは、
舌の根元をつまんで
引っ張ると抜けた。
今回もその方法をとったが、
抜けなかった。
どうやら少女は、かなり強く
ビンの中の空気を吸ったようで、
舌はびくともしない。
そこで、守田医師が
次に用意したのが
医療用ゼリー。
すぐに試すが、
ビンと舌の間が狭く、
ゼリーが十分に塗れない。
全く抜けず、こうしている間に
舌が黒くなっていく。
人間の手足の場合、
30分以上、血流が止まると、
危険な状態になり、最悪の場合、
その部分が壊死してしまう可能性も。
抜けなくなって1時間、
次はビンを叩き割ろうと
思ったが、舌や顔に
傷がつくかもしれない。
そこで、ペンチを使って
挟んで割ろうと思った。
安全のため、別のビンで
試したが、全然割れない。
次に考えたのは、
蒸しタオルの熱で中の空気を
膨張させ、舌を押し出そうと
考えた。
すぐに冷めてしまうので、
沸騰したお湯をビンを
温めてみたが、熱かった。
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少女の状態を危険と考え、
全身麻酔を提案するが、
全身麻酔に伴う重大な
合併症が発生することがある。
そして、大人より小児の方が
リスクは高い。
全身麻酔の準備を進めたが、
守田医師は点滴などで使う
金属の針を柔らかい管で
覆っている針を挟まった舌の
U字部分に柔らかい管を
入れられないかと、考えた。
ゼリーを塗り、管を入れて、
空気を入れると、抜けた。
抜けなくなって80分経過、
ビンの中に空気が入った
ことによって、ビンの中の
圧力が高まった。
舌を押し出す力が働いて、
空気鉄砲のように
ビンが弾け飛んだ。
色も元に戻ってきて、
舌に異常はなく、
大事には至らなかった。
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