今回は6月14日放送の

ビーバップ!ハイヒール

生きるヒントを与える!?

大人のための絵本ワールド

を振り返ってみたいと思います。

 

10万部売れたら大ヒットといわれる

出版業界で、発売から3日で

10万部売り上げた本があるいう。

 

それは、このあとどうしちゃおう

という本で、著書はヨシタケシンスケ氏。

 

絵本の主役は

おじいちゃんを亡くした少年

 

 

このあと どうしちゃおう
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少年は、おじいちゃんの部屋で

1冊のノートを見つけると

そこには、自分が死んだ後に

どうなりたいか、どうして欲しい

かが描かれていた。

 

ゆうれいセンターに行き、

天国へ行く。

 

生まれ変わったら

おかねもちにかわれている

ネコになりたい。

 

すえっこ

 

だれにもいえなかったことを

きいてくれる神様

いままでのおもいでばなしを

おもしろがってくれる神様

がいて欲しい。

 

 

 

つきになって

とおりすがりのあかちゃんになって

りんごになって

みんなを見守っていく。

 

死後の世界を楽しみにする

おじいちゃんの姿が描かれている。

 

ところが、少年

もしかしたら本当は逆だったかも

しれないと思う。

 

もしかしたらおじいちゃんは、

本当は死ぬのが怖かったから

ノートを描いたのかもしれない。

 

そう思うと少年はノートを作り、

天国で空を飛ぶ練習をする。

 

そうする間に、生きている間に、

やりたい事に気付いていく。

 

この本には、死を通して

どう生きるべきかを伝えて

いるという。

 

 

   

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5年で36万部を売り上げた本。

 

 

りんごかもしれない

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りんごを見つけた少年が、

もしかしたらりんごじゃない

かもしれないと答えを

想像していく絵本。

 

様々な想像をいだかせる

りんご少年は、見るものに

先入観固定観念の虚しさを

思わせる。

 

人生をつまらなくしているのは

自分で、考えることでもっと

世界は面白くなると伝えている。

 

これは子どもだけでなく、あらゆる

世代に大切な事を気付かせてくれる。

 

 

そうした絵本の魅力を

教えてくれるのは、

子どもの本専門店

メリーゴーランド京都

鈴木潤店長。

 

鈴木店長は、絵本は子供だけ

のものではないという。

それなのに子どもの本専門店って言うんだ?

 

大人が読んでも新しい発見があったり、

感動するモノがたくさんあるという。

 

 

   

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大切なものを見失った人へ

読んでもらいたいおとうさんのちず

 

 

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戦争で火の海になり、建物が崩れ

何もかもを失い、逃げた少年家族

 

そして、遠い国へやってくると、

夏は暑く、冬は寒い。

 

小さな部屋で、知らない夫婦と

一緒に暮らす。

 

ある日、お父さんは、パンを買いに

市場に出掛けるもなかなか帰らず、

戻ってきたと思えば、地図を買って

帰ってきた。

 

お母さんと少年は、食べる物を

買ってこないで、必要のない物を

買ってきたお父さんを許せなかった。

 

翌日、お父さんは、壁に

地図を貼る。

 

その事により少年は、

パンをかわなかった

おとうさんをゆるした。

 

やっぱり おとうさんは

ただしかった。

 

人生に大切なもの

それは決してお金や

名誉ではないはず!

 

これは作者の実体験を

もとに作られているという。

 

 

 

 

 

   

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