今回は6月7日放送の
カンブリア宮殿
人気の宅配クリーニング
を振り返ってみたいと思います。
衣替えシーズンでクリーニング屋さんは、
衣替えSALEを開催している店も
少なくありません。
この時期はオーバーやダウン等を
出すためにお金も掛かってしまう。
そんな中、人気が急上昇と
なっているものがあるという。
それは、宅配クリーニング!
リピーターになる人も多いそうで、
その理由は、他のクリーニングと
全く違うことだという。
クリーニングに出す前にあった、
落とすのに苦労しても落ちなかった
カレーのシミが頼んでもいないのに
キレイになっているというのだ。
ダウンコートのファーも
ふわふわになって返ってくる。
マフラーのタグが片方取れて
いたのも直って戻ってきたという。
そして、スーツのポケットに
入っていたハンカチまで
キレイに洗濯されていた。
利用している方に話を聞いてみると、
ここまで細かい所までチェック
してくれるクリーニング屋さんは、
他にないと話す。
この気配りが人気の秘密。
気になるこのクリーニング屋さんの
名前は、リナビス。
取次ぎ店はなく、
ネットだけのサービスだった。
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サイトを見てみると、
おせっかいという文字が見える。
さらに値段もリーズナブル!!
送料無料で、5点コース、
10点コースと20点コースがある。
大手クリーニング店の
宅配サービス料金は、
トレンチコートを出すと
約3800円掛かり、
ダウンコートも
約8000円掛かる。
ある家庭で出された10点の
クリーニングだと約30000円
掛かってしまうが、リナビスさんに
出すと10800円。
一般のクリーニング店だと、
1点1点値段も違うが、
リナビスさんは均一。
リナビスさんはスタート4年で
会員数が48000人に達する。
兵庫県西脇市にリナビスを運営する
1963年創業の東田ドライがある。
東田ドライの売り上げの割合は、
宅配が8割で店舗が2割だという。
店舗からすぐの倉庫に、毎日
とんでもないほどの衣類が、
全国から1日に約3000着
送られてくる。
倉庫で真っ先に行われるのは、
クリーニング商品の情報管理し、
20人のスタッフで検品作業に
あたるのだそうだ。
無料おせっかいサービス①
細やかな お手入れ
ニットの検品は、
毛玉を機械で取る(無料)
ボタンが緩んでいると
クリーニングの際、
誰のものか分からなくなるので
付け直しをする。
無料おせっかいサービス②
3人の縫製職人による修繕
穴やほつれなど、先ほどの
作業場で直せない場合、
3人の縫製チームが担当。
どんなものにも対応できるよう、
糸は約400種類で
ボタンは約1000種類が
用意されている。
無料サービスをする理由は、
見たら放っておけないから。
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東田ドライ 東田勇一社長は、
午前2時にシミ抜きをしていた。
洗濯機をまわす前にシミ抜きを
1日1人で約300着
しているという。
無料おせっかいサービス③
シミ抜き・汚れ取り
※シミの状態によっては取れないものもあります。
生地が薄いものは、
強くこすると荒れてしまうので
優しくおこない、
約10種類の溶剤を使い分ける。
社長は、高価なものも、
普通のものも同じ気持ちで
扱っているという。
洗濯は水を使わず、石油系の溶剤を
使用するドライクリーニングで、
衣類の縮みや型崩れがしにくい。
=デリケートな衣類でも洗える
一般的なクリーニング店では、
ドラム回転式の乾燥機を使用するが、
東田ドライでは、静止乾燥機を使用し、
衣類を回転させずに温風で乾燥させている。
その後は、2階のフロアで24時間
自然乾燥させているという。
仕上げは、4人の女性たちが
アイロンの作業を行う。
多くの職人たちの熟練技によって
東田ドライの品質が
支えられているという。
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