今回は7月10日放送の

雨上がりの「Aさんの話」

~事情通に聞きました!~

闇ビジネスで消えゆく

絶滅危惧種

を振り返ってみます。

 

高い値段で取引されている

フロリダハコガメは、

1匹30~40万円の絶滅危惧種。

 

こういった希少動物を、

無許可輸入し、違法に売り買いされ

その数が減少、絶滅の危機が

迫っているという。

 

 

   

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絶滅危惧種の実態

 

事情通Aさん 

特殊犯罪アナリスト 丸野裕行さんと、

ジャーナリスト 石原行雄さんは、

絶滅危惧種は環境問題よりも

人間の問題が大きいという。

 

裏社会に詳しいジャーナリストが

絶滅危惧種に潜む闇をしてくれた。

 

 

今、世界で絶滅が危ぶまれている

野生生物の数は、2万5000種以上で

本来絶滅を防ぐために、このような

生物を守らなくてはならないが・・・。

 

有名企業も絡む!?組織ぐるみの密輸方法

 

裏社会をテーマとした執筆活動を

多数行っている丸野さん曰く、

動物好きが行き過ぎて希少なものを

求める人が多い!?という。

 

ある社長さんの家では、中央アジアや

ヒマラヤ山脈に生息する全世界で

4千頭しかいないユキヒョウ

赤ちゃんを裏ルートで数百万円で

入手していたのだそうだ。

 

日本の国内の中にレアな動物を扱っている

貿易のブローカー集団みたいなものがいて、

日本の中に都合がいい仕組みを作って

動物を入れられるようにしている。

 

その方法は空輸ではなく、海運による

大量なコンテナ輸送に、薬で眠らせた

希少動物をコンテナに紛れ越させ密輸する。

 

密輸には、誰もが聞いた事があるような

大手の運送会社で海外とのパイプが太い所。

 

大手には積み重ねた信用があるので、

検閲も入りづらいようです。

 

こうした闇ブローカー集団

大手運送会社など、組織的な密輸方法で

国内で手に入るはずのない希少動物が

出回っている事があるのだそうです。

 

 

   

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観光客も危ない!?個人的な密輸方法

 

国内外のドラッグマフィアなど、

裏社会の取材を続けてきた

石原さんが数年前にカンボジアで

タイム犯罪の取材をしていた時、

大麻製品の買い付けをしている

フリをしていると、大麻よりも

良いものがあるとすすめられる。

 

それは、スローロリスと呼ばれる

サルの赤ちゃんの密輸だったそう。

 

絶滅危惧種のため、現在は日本に

輸入できずに、100万円近くで

取引されるもの事もある。

 

手口はペットボトルを使用した輸送で、

薄く加工したペットボトルの中に

眠らせたサルを入れて、

乾燥しないように湿らせた

脱脂綿を巻いてポケットに入れて

運べば金属探知機X線でも

引っかからないと教えられた。

 

そして、闇社会の人が

どこの誰に売ればいいかも

片言な日本語で教えてくれたという。

 

日本の要所要所にブローカーを兼ねた

ペットに詳しい知識の人間が、

密輸して受けた日本でモノをさばく組織が

あるのかもしれないようです。

 

 

中国で取材した時に石原さんは、

中国の広州の路上で

絶滅危惧種の一部が

白昼堂々と漢方薬の原料として

売られているのをみたと話す。

 

 

世界中で絶滅危惧種をめぐる闇は深い・・・

 

 

   

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