今回は8月2日放送の

ビーバップ!ハイヒール

公安の真実を振り返って

みたいと思います。

 

2000年11月8日、日本赤軍

最高指導者 重信房子

高槻市で逮捕された。

 

日本赤軍とは、1971年~

2001年に共産主義を掲げる

過激派組織で、イスラエルの

空港での銃乱射事件

マレーシアのアメリカ大使館 占拠

日航機ハイジャックなどの数々の

重大事件を引き起こし、テロ組織

として世界に衝撃を与えた。

 

そんな日本赤軍の最高指導者であり、

70年代から逃亡していた重信房子

逮捕の影で活躍していたのが、

「公共の安全維持」を使命とする

警察組織 警視庁公安部 通称公安

 

情報をつかんだ公安は、

日本赤軍支援者が多かった

大阪に拠点をおき、数百人を

マークしていたそうです。

 

そして、かつて学生運動に

参加していた平凡な会社員の

男に着目すると、休暇の度に

中国への渡航を重ねて、

何度も中国で活動資金となりやすい

外貨を買い求めているという形跡が

1人の男にはあった。

 

その男日本赤軍は関係があったのか?

 

接触を確認するため、男を追い続けた

十数年、執念が実を結んだ。

 

 

は定期的にATMから家賃を

入金し始めるも、その部屋は

男には関係なく、その部屋に住む

1人の女の姿を確認したという。

 

 

重信逃亡から30年、監視カメラに

写った映像はあまりにも風貌が

変わりすぎていた。

 

唯一の情報は、重信にはタバコの

吸い方に癖があるというもの。

 

それを確認するために、100人体制の

尾行が始まっていた。

 

タバコを吸う時に、手のひらを

上に向けるしぐさ、それはまさに

重信と同じしぐさだった。

 

さらにその女を追い続け、

飲み終えたコーヒーから指紋を

採取し、重信本人だと特定した。

 

逮捕された翌年、獄中で重信は、

日本赤軍解散を宣言、公安の執念の

捜査がテロ組織を壊滅させた。

 

 

公安とは、反体制とされる団体を監視し、

事件を未然に防ぐことを目的とする組織。

 

だが、彼らの真の姿は謎のベールに

包まれているのだそうです。

 

 

   

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そんな公安警察の実態を教えてくれるのは、

元公安捜査官 江藤史朗さん。

 

現在は小説家として、

警察小説を数多く出版している。

 

江藤さんは、最近ドラマなどで公安

取り上げたものが見られるように

なりましたが、真実を捉えたものが少ない。

 

公安の真実の姿をお伝えしたいという。

 

 

 

一般的な警察は、事件や事故が起きてから動くが、

公安警察は事前に情報を探り 事件を未然に防ぐ。

 

警察内でも公安の活動は謎。

 

テロ集団と関わると、公安に即マークされる。

 

警察内部も監視している。

 

公安の人は、家族恋人に仕事の内容は伝えない。

 

 

   

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真実と掟

 

公安には出てはいけない

潜入捜査官専用の電話がある。

 

コール1回は危険、

コール2回は、応援要請。

 

 

捜査官は基本的に私服

 

尾行や張り込みの際は、

場所や状況に合わせた服装

行動をとり、警察車両は使わず

中古車業者などに借りた一般車両を使う。

 

頻繁に車を変えることで、

捜査対象者に気付かれないようにする。

 

 

身元を隠すため、本名は使わず、

捜査の度に頻繁に呼び名を変える。

 

事件に巻き込まれる可能性がある為、

家族恋人の写真は持ち歩かない。

 

 

張り込みには車は使わず、視察拠点で、

24時間体制で行い、状況によっては

カメラだけの場合もあるという。

 

 

夜は数百メートル先からもタバコの

火は見えるため、夜間の張り込みや

尾行の時、タバコは吸わない。

 

 

尾行は相手の靴を覚えて追う。

 

帽子やカバンを変えたとしても

靴までは変えないため。

 

 

公安捜査官は、変装名人で

リバーシブルの上着や帽子、

様々な変装グッズ、小物を持ち歩く。

 

 

捜査対象に近い人物をスパイに仕立て

精度の高い情報を引き出す。

 

 

   

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公安の真実 真実と掟を振り返る2