今回は4月7日放送の
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組で今回は、
長野県にあるポツンと一軒家。
中央部の山奥、広い敷地に１棟
整備された田畑？
のあるポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索を開始。
街の中心を通る県道を車で
走行していると、道の真ん中に
屋根付きの橋があり、その脇を
通り過ぎると、目の前には御柱祭で
有名な諏訪大社があった。
あの橋は、室町時代から
参道にある下馬橋で、
どんな貴人でもここで
馬や籠から降り、
川の水で身を清めてから
参拝していたという。
捜索開始すると
住人(お父さん）発見！
地図を見てもらうも
情報は得られず。
ところが、近くに住む
詳しい人を紹介してもらう
事に成功するも、家があるか
どうかは不明だが、近く
までの道を教えて頂いた。
目印となる鉄の橋を目指し、
進んで行くと、昨日降った
雪が残っている。
鉄の橋を確認する事が出来たが、
その先は、急傾斜の坂道。
雪の坂道を進むが、路面凍結で
滑ってしまい、車が上がる
気配がなく、雪の坂道で
完全に立ち往生してしまう。
自力での脱出を断念し、
ロードサービスに救援を要請！
歩いて急な山道の先の
一軒家を探す。
歩き始めて40分、門発見！
ポツンと一軒家に辿り着いたが、
門扉が施錠されていた。
よく見てみると、
屋根と柱だけで壁のない建物。
そこは個人の土地ではなく、
区有地である事がわかった。
区有地の管理者を先ほどの
お父さんに紹介してもらった。
池の塔管理委員会 会長
ハヤシアキオさん78歳が、
山の上の施設へ同行してくれた。
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その場所は、地元の有志が
平成13年から9年がかりで
カラマツの原生林を切り拓いて
造った住民憩いの広場だという。
壁のない建物は休憩所だそうで
全て手作りとのこと。
広場の休憩場 和楽舎は10年前、
この山で伐採したスギや
ヒノキを利用して、建築関係の
仕事をしている住民を中心に
皆で力を合わせて建築したもの。
その隣の柵で囲まれた一角は、
お花畑で鹿が出るため、
囲いをしたという。
真冬は一面、雪に覆われているが
春には色とりどりの花が咲く。
地元の人が花を植え替え、
4月~9月まで四季折々の花が
楽しめるそうだ。
諏訪大社下社にて毎年6月に
開催されるあやめ奉献奉告祭に
この山の上の畑で育てた
あやめをおさめていたのだという。
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門の脇に書かれていた
マレット場とは、マレットゴルフ
っていうプレイを楽しむ所で
全部で18ホールある。
長野県は、ゴルフとゲートボールを
融合させたマレットゴルフが
日本一普及している土地で
河川敷や里山にマレットゴルフ場
が整備されているのだそうです。
こちらも地元の有志が手作りで
3年かけて造設した。
全長800mの全18ホールで
地元住民は施設使用料 無料。
10年前の造設以来、
ハヤシさんたちは無償で管理
している。
ハヤシさんによるとそれは、
簡単に言えば郷土愛しか
ないという。
マレットにしろ、
花を観に来るにしろ、
満足して帰ってもらえる人が
1人でも多くなれば、
やってた甲斐があるなって
それだけと。
地元の人の強い絆から
生まれた手作りの憩いの場！
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