今回は8月16日放送の
大人のモメごと解決します。
遺産相続でのモメごと、
養育費未払いなど
振り返ってみたいと思います。
誰の身にも起こりゆる
身内同士でのモメごと
遺産相続
主人公 マミさんは45歳で
4人家族だったが、
母は10年前に他界。
父は実家で一人暮らしで
姉のミサキさんとマミさんは
それぞれ家庭を持ち、独立。
結婚後も姉妹の仲は良かったが、
父の死をきっかけに遺産相続
トラブルがおきたという。
マミ夫婦は5年前に父の認知症から
実家から遠い姉夫婦の代わりに
マミさんが父の介護をしていたそうだ。
5年後、父の他界で遺産相続。
遺言もないので平等に!
本来、遺言の意思がない限り
遺産は法定相続人の姉妹で、
父の遺産を1,500万円ずつ相続。
ところが姉の夫は、父の養子に
なっているから夫にも相続権利が
あると姉は主張し、3人で1,000万円ずつ。
姉夫婦は父が認知症を発症する1年前に、
お墓を守るように夫を父の養子にするように
頼んでおり、妹夫婦に伝えることなく
養子としていた。
佐藤大和弁護士によると、
養子縁組は当事者の
意思が優先だという。
養子縁組は当事者(親)の意志が
尊重されるので、周囲の人間が
反対しても止められない。
そのため、家族間では暗黙の了解に
なりやすいため、コミュニケーションを
しっかりとすることが大事だそうだ。
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親の機嫌を損ねずに遺言書を
書いて貰うにはどうすればいいのか?
深澤諭史弁護士によると、まずは
自分が遺言を書いて見せることで
親が遺言を書きやすくするとのこと。
遺言書は後から何度も
書き換える事が可能で、
最新のものが有効とされる。
再婚相手の死後に、
知らない借金が出てきて
残額を全て返済する
はめになった未亡人。
結婚前に、借金が100万円あると
告白されるも結婚。
5年後、再婚した夫が亡くなり
遺産相続は妻にあった。
夫の通帳には500万円入っており、
借金100万円あっても+になると
相続することにした妻。
だが、夫の葬儀から3か月後
裁判所から特別送達が届いた。
妻が聞いていた借金とは別に
夫には再婚前に作った借金が
1,000万円あり、支払う事に。
佐藤弁護士によると、
借金の時効は判決から
最大10年で時効が
切れるという。
直前に訴状が届くケースが多く、
今回のケースでは借金の有無を
調べて相続を破棄しなかったため、
夫の借金1,000万円を全額
肩代わりする事になった。
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深澤弁護士によると、
「遺産がゼロと思っていたが、
実はマイナスだった」
→3ヵ月過ぎても相続放棄を
出来る可能性がある。
裁判所に延長申請すれば、
相続の猶予期間を
延ばす事が可能。
離婚経験者は養育費に関する
悩みが多いという。
今年「養育費の不払い」の方に対して、
資産を差し押さえしやすくするために
民事執行法が改正された。
これまでは、相手の連絡先や
金融機関の支店名がわからないと
強制的に資産を差し押さえ出来ないが、
裁判所に相手の情報提供を申し立てる事で
相手の勤務先や銀行口座などの情報が
得やすくなったそうだ。
2020年4月に執行予定。
SNSで養育費 未払いや
養育費 振り込まれてないなどの
ワードで検索すると、怒りの声が
多くあるという。
今回は、松下真由美弁護士に
How toを伝授して頂く。
口頭で養育費を取り決めたが、
振り込まれる金額がバラバラで
不定期だという女性。
松下真由美弁護士によると、
口約束の法的効力は0~1位
なので、メモレベルの書面に
書いて約束の証拠を作るよう
アドバイスした。
後々、争いになった時に
有効になる可能性が大!
養育費の請求の調停は
複雑な手続きではないため、
自分で裁判所に申し立てを
する事が可能。
子ども1人であれば
2000円程度の費用で済み、
ホームページに記入例も
あるそうです。
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