今回は1月30日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

広大な敷地

野球場のような場所が

大小数棟の建物

畑が充実

衛星写真で見つけた岐阜県の

ポツンと一軒家を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

集落に到着し、大きな

ビニールハウスの中で

作業をしている男女

を発見したので

話しを聞いてみる。

 

 

目指すポツンと一軒家

80代の両親と60代の

息子夫婦が暮す

キシタさんのお宅だという。

 

 

作業をしていた麓の夫婦

自分も住みたいと思うほど、

素敵な菜園があるという。

 

 

ポツンと一軒家へは

ここから6㎞先の山奥。

 

80代のキシタ家のおじいさんは、

最近まで冬場はスキーで

行き来していたという。

 

 

夫婦が営む農園では農薬や

肥料を一切使わない自然栽培で、

50種類ほどの野菜を育てていた。

 

この日は、お手伝いを兼ねて

食材の仕入れに来ていた料理人

岐阜県内の農場やカフェなどを

借りて、臨時の店舗を開き、

この農園で採れた野菜

を提供しているそうです。

 

そんな料理人が通うこの農園は

フルーツほおずきやマイクロトマト

などの珍しい野菜を栽培。

 

生産者自ら栽培した作物から

次の作付用の種子を採り育成する

自家採種で行っている。

 

 

   

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捜索再開し、

ポツンと一軒家に到着。

 

 

 

 

が4人、作業しているように

見えたので向かってみる捜索隊

 

番組をよく見ているという

ポツンと一軒家あるじ

きしたこういちさん62歳

 

きした家は約3000坪の

畑を持つ野菜農家。

 

麓にある自宅から

1時間かけて、

家族で山頂の畑に

毎日通勤している。

 

公務員の仕事を早期退職し、

59歳で農家を継いでから

3年のこういちさんに

毎日一緒に来て農業指導。

 

はエゴマをフライパンで

煎ってすり潰すして、

おはぎにまぶしたり、

じゃがいもにまぶしたりして

いるのだそうだ。

 

夫婦同時に退職し、

農業をはじめた。

 

夫婦の36歳になる

息子さんは畑をいずれ

継ごうと思っていると話す。

 

きした家の畑があるのは

標高1000mの山の頂上で、

冬になると雪で埋もれて、

ここまで来れなくなる。

 

野菜を栽培できるのは、

5月~11月まで。

 

野菜作りの難しさを日々、

実感しているこういちさん、

栽培しているのは18種類の野菜。

 

今年最後の収穫野菜の中には

形や大きさが不揃いの大根が!

 

種をまいて、ちょっと芽が

出た時に鳩に摘まれ、まばらに

なったのが原因。

 

 

   

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日々、試行錯誤の繰り返しの

こういちさんが今、力を

入れている野菜は、

宿儺かぼちゃ。

 

約1600年前に存在したと

言われる豪族、両面宿儺は

飛騨地方の農耕の指導者で

崇拝され、両面宿儺のように

親しまれることを願い、

平成13年に「宿儺かぼちゃ」

と命名された。

 

宿儺かぼちゃの作付面積は、

500坪を割り当てている。

 

きした家の畑がある辺りは、

元々は集落で山の頂上から

下って来た道にかつては

小学校と農協が建っていた。

 

最初にこの山で暮し始めたのは

こういちさんの祖父祖母

 

終戦後満州から引きあげてくると、

標高1000mの森を自力で開拓。

 

斜面を開墾し、自宅を建築。

 

祖父母は開拓の第一人者で、

その後 次々に入植者が増えて

25世帯の集落になった。

 

開拓後は農業に励行、

ジャガイモの品評会で

賞を受賞。

 

集落の住人

家族同然の付き合いで、

活気に満ち溢れていたが、

開拓から21年後に集落が消滅。

 

きした家だけが残って農家を

継続していたが、2年後に祖父

亡くなり、残された家族も麓に移住。

 

以来、50年以上、麓から畑に

通う生活を続けている。

 

今は畑だけじゃなく、

和牛の放牧も行っているようです。

 

 

   

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