今回は4月4日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
キートン山田さんの
ナレーションから
名探偵コナンの阿笠博士役を
担当されている緒方賢一に。
ちなみにちびまる子ちゃんの
新ナレーションは電波少年や
電芸能人格付けチェック
を担当する木村匡也さんに。
家の前まで広い道が
３棟 並んで建物が
目の前に川が
衛星写真で見つけた高知県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索を開始。
最寄りの集落に到着すると、
結構 大きな家がたくさんあり、
どなたかいらっしゃったら声を
かけてみることにする。
田んぼの間の道を歩いている
お母さんを見付けたので衛星写真を
見てもらうが情報は得られず。
捜索隊は次に立派な髭をたくわえた
お父さんがいたので聞いてみると、
今は空き家なのではないかと言われる。
先ほどのお母さんも他の人に確認
してくれたが、確かな情報は得られない。
次に道を尋ねたお母さんによると、
目指すポツンと一軒家は70歳台の
タカタさん夫婦が息子一家と
三世代同居している家らしい。
さらに、隣にいたお父さんは
毎朝 その家に新聞配達を
しているという。
するとお父さんが一旦帰宅し、
車で戻ってきてくれた。
先導して貰い、
ポツンと一軒家に到着。
お孫さんに呼ばれて登場したのは
ポツンと一軒家のあるじ
タカタタカシさん73歳。
奥さんも家から出て来てくれた。
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山の谷間を切り開き、川沿いに作った
田んぼでお米を育てる稲作農家だった
タカタ家は奥さんの生家。
男兄弟がおらず、二人姉妹の
次女として誕生した。
姉が嫁いだため、
跡取になった。
タカタさん夫婦が大好きな
自然豊かな環境だが、
突然その大自然が
牙を剝くこともあった。
それは平成16年に高知県西部に上陸し、
記録的な大雨が続き、各地に甚大な被害を
もたらした台風10号。
その時、タカタ家の前を流れる
川の上流で、山が崩れて
夜の10時に土石流が襲来。
激しい土石流が谷間になだれ込み、
田んぼや稲、車庫の壁も車も
流されてしまったが、高台に建つ
家と家族は無事だった。
その後、アスファルトが剥がれて
ボロボロになった家の前の道は
舗装し直された。
川の上流の崩れた山には、
砂防ダムが建設され、
万全な防災対策が講じられた。
普段は穏やかな山の自然、
タカタ家は昔から豊かな
自然の恵みを授かりながら
生活していた。
先祖代々、生活水は
山の湧き水を利用している。
奥さんは捜索隊に美味しい山の水で
作ったコーヒーをご馳走してくれた。
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お風呂炊き用の薪も山で調達。
風呂焚きは奥さんが担当するそうで、
毎日 夕食の支度前に薪を焚く。
もし、薪が確保できない状況になっても、
お風呂に入れるようにタカシさんが
ガスの給湯設備を設置した。
そのため、液化石油ガス設備士の
資格を取得していた。
また、自動車整備技能者・
３級ガソリンエンジンの整備士・
自動車電装整備技士・高圧ガス販売主任
など40年かけて12の資格も持っている。
工業高校を卒業後、自動車電装整備士として
働いていたタカシさんはその後、
45歳で地元の農協に転職。
60歳で定年を迎えた今も
農機具エンジニアとして勤務している。
話しを聞かせてもらっている時、
少年野球の練習に行っていた
お孫さんの一人が帰宅。
お孫さんは3人の男の子と
1人の女の子。
息子さん一家は、元々麓の集落に
アパートを借りて住んでいたが、
子どもが増えたため、6年前に
実家に戻り、両親と同居。
野球をしている孫(長男と次男、三男)の
投球練習場も庭につくっていた。
タカシさんの目標は、
孫たちの成人と結婚。
ひ孫のためのこいのぼりを
この山に泳がせること。
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