今回は6月6日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
特徴的な形の敷地
建物は3棟
建物脇に畑?
家の脇に道が
衛星写真で見つけた和歌山県
たぶん紀の川近くの
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索を開始。
集落に到着し、
草刈りしてる方を発見する。
衛星写真を見てもらうと、
目指すポツンと一軒家は
うえさんの家ではないか
というお父さん。
キャンプ場の先の山道を
上っていくようだが、
その道は例によってかなり狭く、
険しいようだ。
行ってみましょうか?と、
お父さんに案内して貰える事に!
捜索再開し、
ポツンと一軒家に到着。
ポツンと一軒家のあるじ
うえたかしさん71歳は、ここは
ポツンと一軒家だけど、
ここには住んでいない。
週1回だけ来るのだそうだ。
案内してくれたお父さんとは、
ここでお別れ。
家の前に猪除けとして、
マスクをしたマネキンを
置いているが、あまり効果が
ないんだとか。
生まれた所は、もっと奥の方で
ここから歩いて1時間位掛かるという。
そこは電気もない。
小さい頃は麓の橋を渡って、
上に上った所に小学校があって
通学に徒歩1時間40分掛かる。
小学校3、4年の時には、
遠距離通学が新聞記事になっていた。
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中学2年生の時にここに住んでた人が、
大阪に引っ越すからってうちがここに
来ないかという事に!
築100年で55年前から住んでいた。
姉が2人いる姉弟の末っ子の
うえさんは、中学卒業後に
家を出て、麓の鉄工所に就職。
そこで事務員として働いていた
女性と25歳の時に結婚。
2人の子に恵まれ、麓の町で
家族4人で生活。
休日には食料や日用品を買って、
両親が住む山奥の実家に通っていた。
14年前に両親が亡くなった後も、
週に1度、空き家になった実家に
通っているそうだ。
今も毎年、親類が集まって
餅つきをしている。
玄関、土間の奥にキッチンがある。
水道の水は山の湧き水。
家の裏には大量の丸太と
特大の鍋で筍をゆがいていた。
鯖も1匹、そのまま
焼いている途中だった。
燻製焼にしているため、
1週間位食べない。
これを毎週やって、
家で食べたり、
友達にあげたりしている。
魚の燻製は親の代からやってて、
正月に家族1匹ずつ、焼いて
食べさせてくれていた。
こんな山奥だが、毎日必ず、
何人かここまで上がってくる人が
いるそうだ。
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その訳は、殿地蔵尊が
祭られているため。
昔は親がここの管理をしていたが、
他の人になっている。
名前の由来など、詳しいことは
わからないそうだが、百年以上前から
地域の守り神として建立。
毎年開催される年中行事もある!
コロナで今年はなかったが、
2月の14、15日に豆まきがあり、
100人位が参加しているそうです。
月に2~3回、実家に帰って来る
お姉さん、その目的は家のすぐ脇にある
小さな畑。
もともと、炭焼を家業にしていた
両親が、家族で食べる分の野菜を
育てていた畑があったが、それを
姉弟3人が引き継いだから。
中学卒業と同時に家を出て55年。
うえさんにとってこの家は、
亡き両親を思い、姉たちと
心通わせる安らぎの場所だった。
まだ、続きがある。
麓で道を聞いたお父さんに
うえさんの家に案内して
貰っていた途中。
険しい参道沿いに
1軒の民家があった。
衛星写真に写るポツンと一軒家が、
うえさんの家か確かめるために
立ち寄った知人の家。
うえ家から約1㎞離れた
山の中にあるポツンと一軒家
のあるじ やまぐちてつおさん
79歳とも家をみせてもらう
約束をしていた。
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