今回は8月17日放送の
ザ!世界仰天ニュース
真夏のまさかの危険SP
を振り返ってみたいと思います。
よく飲むペットボトル飲料で謎の病
その夜、異様に喉が渇いた
男性社員は家でも
スポーツドリンクを
がぶ飲みした。
でも、飲んでも飲んでも
喉の渇きが収まらない。
その翌日、男性社員の体に
異変が・・・
信じられない程、体がダルい!
しかも、凄く喉が渇く。
さらには、食欲もないので
栄養を取ろうと、
スポーツドリンクをまた
がぶ飲みした。
数日後、突然、
気を失ってしまった。
目を覚ますと病院にいた
男性社員は意識を失ってから
2日が経っていたそうだ。
男性社員の血糖値が通常の
およそ10倍以上という
信じられない値だった。
それは、ソフトボール大会の日に
熱中症を防ぐため、1人で5リットル位
スポーツドリンクを飲んでいた。
その夜、のどの渇きを潤すために
追加で3リットルを飲んだ。
その結果、
ペットボトル症候群
になっていた。
ペットボトル症候群とは、
大量にスポーツドリンクや
糖分の多い飲み物を飲み過ぎると、
血糖値が異常に高くなることが
原因で起こる糖尿病の急性合併症。
症状は糖尿病と同様に、
喉の渇きや倦怠感、多尿など
重篤な場合は意識障害や昏睡、
最悪な場合、死に至ることも。
ペットボトル症候群は
糖尿病を患っていなくても
肥満体形の人などに多くみられる。
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エアコンあり水分もとって
まさかの熱中症!
ある年の6月、
鹿児島県に暮らす夫婦。
この日は最高気温32度の
真夏日で夫は車で仕事へ。
営業で1日中外回り。
外の気温はどんどん上昇しているので、
車内の冷房をガンガンにして、
缶コーヒーで喉を潤す。
水分補給し、熱中症対策万全。
昼食も食べて、屋外で1時間ほどの
荷物運びを行うと、汗だくになったが、
すぐにエアコンで冷やし、水分も補給。
しばらくすると急に疲労感に襲われ、
夕方になると、突然の吐き気。
激しい頭痛に寒気、手足に
力が入らなくなってしまう。
その後、男性は意識が朦朧となり、
気づいた時には病院に。
で、40度を超える高熱で
即入院となった。
この症状は中度の熱中症。
その原因は、飲んでいた
コーヒーにあるという。
この日の水分補給は、
ほぼコーヒーでコーヒーに
含まれるカフェインには、
眠気覚まし効果や
疲労回復効果がある。
そして、忘れてはいけないのが
利尿作用。
カフェインが効きやすい体質の場合、
飲んだ量以上の水分が尿として
排出されることがあるようです。
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カフェインが効きやすい体質だと、
コーヒーで水分補給していても
飲んだ以上に尿で水分が排出。
そして、全く自覚がないまま
水分が不足して脱水状態になり、
熱中症になってしまった。
さらに、朝食を抜いた事も
原因になっていた。
1日にとる水分の半分は
食事によるものと言われており、
しかも朝食は塩分やミネラルも
補う重要な役目がある。
そのため、水分だけでなく、
塩分やミネラルも不足して、
熱中症のリスクを高めていた。
この方は一晩の入院で回復し
退院することが出来た。
草花クリニック 消化器内科
下村医師によると、
カフェインを多く含むような、
コーヒー・紅茶・緑茶などは
熱中症予防には適さないという。
同じように利尿作用のある
アルコールなどは適さない。
夏場は尿からのミネラル・
ナトリウムの喪失が激しく、
涼しい場所にいても脱水が原因で
熱中症になることがある。
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