今回は10月10日放送の
ポツンと一軒家
秋の2時間SP
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
2年8ヵ月前に訪ねた
ポツンと一軒家は今?
青森県の
大きく切り拓かれた敷地
整然と並ぶ緑の点
りんご農家
敷地内のお堂を管理
この家の主は
クドウヒロヤスさん当時65歳。
祖父の代から100年続く、
リンゴ農家を営む傍らで
創建千年の観音堂二十一代目 堂守
をされている。
祀られているのは、
厨子が株札で覆われた 博打の神様
この回の振り返りはこちら
放送後、参拝客が増え、
お賽銭とかお神酒とか
お供えしてあるという。
御開帳をコロナの影響で
1年延期にしたので、
今回は11年ぶりの御開帳に!
規模を小さくして少人数で
やりましょうとなったので、
時間と都合が合えば
いらして下さいと誘われた
捜索隊は再び青森県へ。
向かったのは御開帳の前日。
前回、訪れたのは冬で路面に
雪が積もっていたので
わからなかったが、
クドウ家に向かう山道は
砂利道だった。
クドウさんと再会!
8月は最高気温が38度か
39度くらいだったという
クドウさん、今年は
霜の害から高温障害さまざま
出ていると話す。
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夏のりんご畑は青々と葉が茂り、
一面深い緑に覆われている。
山頂の広い畑に並んだ
りんごの木は230本、
茂る葉に実を隠すようにして、
まだ青いが大きくなった実が
たわわに実っていた。
ふじは11月初旬に収穫、
つがるは9月中旬に収穫。
今年の春、東北地方を中心に
大規模な霜の被害が発生し、
果樹農家に打撃を与えていた。
クドウ家のりんご畑も
霜の被害に遭って、
夏の厳しい暑さでも、
実が日に焼けてしまう
高温障害も発生。
毎年、天候に左右されるりんご栽培、
収穫前に必ず行わなければならない
大事な作業がある。
それは、葉摘み。
9月~11月の収穫期には、
麓の知人が手伝いに来てくれる。
真っ赤な美味しそうなりんごに
育てるためには、余分な葉っぱを取り、
1つ1つの実を太陽に当て、3~4日
経ったら裏返すという手間のかかる
作業が必要だった。
2人で1日、5~6本ずつ作業
しているのだそうです。
広いりんご畑の隣には、
野瀬観音堂がある。
老朽化のため、柱の根元の腐食が
進んでいた野瀬観音堂の冠木門が
1ヵ月前に倒壊したが、御開帳直前に
補修が完了した。
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御開帳当日、
この日に集まったのは
クドウさんとお坊さん以外に
麓に住む地元の人達6人。
今回は例外的の開催、
コロナの関係でお勤めは
一般の参拝者は参加しない。
通常は数百人が
御開帳に参加している。
御開帳を終えると、
一般の人達が参拝に訪れた。
告知はしていなかったそうだが、
100人以上が駆けつけていた。
次回の御開帳は2030年、
今年はお神酒上げも中止。
お神酒上げがあるから
人も集まるし、
仲間も集まってくる。
また以前のように大勢の参拝者に
お神酒を振る舞い、盛大に御開帳を
迎えられる日を楽しみにクドウさんは
これからも山の上の小さなお堂を
守り続ける。
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