今回は2月3日放送の
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組で今回は、
青森県にあるポツンと一軒家。
県南部の山頂
広大な敷地に大きな家屋
整然と並ぶ緑の点とは?
最寄の集落から情報を
得るため捜索を開始すると、
住民発見したので聞いてみるが
ポツンと一軒家の事は知らず、
近い集落へ移動していくと、
道幅の狭い荒れた砂利道で
車が揺れ、後続車が来ている。
そのまましばらく走ると
集落に到着し、住人を探すが
雪のためか人がいない!
そして行き止まり&
後続車も消えていた。
運よく見つけた車に乗ってた人に
話を伺うと、衛星写真を見る前から
クドウさんじゃないかな?という。
旦那さんの同級生なんですよ!と
旦那さんを呼び出してくれた。
衛星写真を見てもらい、
クドウさんに間違いないと判明、
途中まで旦那さんに案内してもらう。
集落を出て15分ほど走行した所で、
旦那さんの車が止まり、ここから
一本道だと教えてもらった。
路面が凍った山道と土砂崩れの
跡らしきものを発見。
さらに雪道の事故跡らしきものも。
凍る山道を上って15分、この先に
家が本当にあるのか?
と思い始めたその時、
大きな家が姿をあらわした。
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大きな家の前には、
大量の木箱のようなものが
積み上げられている。
家の中に居た人のお名前を
聞いてみると、ポツンと一軒家
の主、クドウヒロヤスさん 65歳
であることがわかった。
築130年ほどの古民家で
生まれ育ったクドウさんは今、
母親と二人でくらしているという。
家の前の木箱は、収穫した
リンゴを入れるものだった。
衛星写真の緑の点は
リンゴ畑で、220~30本くらい
あるようだが、数えた事はない!
クドウさんによると、
今は温暖化になったから
高くないと美味しいリンゴは
採れないので、もっと気温が
上がると北海道でリンゴ作り
することになるとか。
祖父がりんご農家を始めて100年、
3代目のクドウさんが1人で
管理しているという。
ところが7年前くらいから、
ニホンジカが畑を荒らす被害が頻発し、
りんごの木の枝を折られてしまっている
ものもあるという。
そうなってしまうと
木が弱くなってしまうから、
りんごがなっても小さかったり、
実がならないこともあるようだ。
温暖化の影響で、ニホンジカが
増えるようになり、電柵などの
対策をしている。
被害を免れ、秋に収穫できた
りんごは倉庫の中へ。
もりのかがやきという
黄色いりんごを見せてもらった。
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クドウさんの畑のりんごを
使ったジュースを山の麓の
加工所で作っている。
そこは町が運営する加工所で、
地域の農家が加工用のりんごを
持ち込み、お互い助け合って、
りんごジュースを製造していた。
出来上がった無添加の
りんごジュースは、それぞれの
生産農家で販売しているそうです。
クドウ家はりんご農家だが、
それとは別に先祖代々
守り続けているものがあるという。
それは家の敷地内にある、
創建 約千年の観音堂で、
クドウさんは二十一代目の堂守で、
境内の清掃や参拝客の対応も行っている。
そこには10年に1度、御開帳される
野瀬正観世音が安置されているという。
また、全面が株札で覆われた
珍しい祠もある。
クドウ家の敷地内を通る
野瀬正観世音堂の前の道は、
かつてお城に続く街道で、
旅の途中に休憩で立ち寄った
旅人たちが、株札遊びに
興じた事から、祠全面が札で
覆われたと言い伝えられている。
今度、御開帳されるのは
オリンピックの年に
あたるそうです。
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