今回は1月9日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
深い山奥
森に埋もれて数棟の建物が
畑は確認できない
すぐそばに広い道路が
大きく切り拓かれた敷地
数棟の建物が
衛星写真で見つけた岐阜県の
ポツンと一軒家を目指し、
最寄りの集落から捜索開始。
集落に到着。
何か作業している男性2人を
発見し、衛星写真を見てもらうと、
どうやら目指すポツンと一軒家は
持ち主自身が山を切り拓き、
自力で別荘を建築したらしい。
ただ、地元の人もその住人の
姿を見たことがなく、詳しい事は
わからないという。
捜索再開、教えてもらった
道を進むと、落石注意の
看板があり、大きな石の
落石が本当にあった。
しばらく誰もきていないのか、
割れた路面に雑草が繁茂している。
林道の左側に家が見えるはず
と教えてもらったが、いくら進んでも
見えてこないので引き返す。
そして、見逃していた
家に辿り着いた。
地元の人も姿を見たことがないという
目指すポツンと一軒家のあるじ
72歳のかわのみちおさんと
運良く出会えた。
ここは自分だけの隠れ家だという
かわのさんは、岐阜県の山奥の
ポツンと一軒家で2週間過ごすと、
4日間だけ奥さんのいる愛知県の
自宅へ帰る。
またここに戻って、2週間過ごす
生活を送っているそうだ。
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以前は愛知県の製紙会社に
勤務していたという
かわのさんは今から19年前、
53歳の時に900坪の山を
90万円で購入。
重機を使用せず、たった一人で
切り拓き、斜面を平らにした。
福岡県で3人兄弟の
長男として生まれ、
中学卒業後、愛知県の
メッキ工場に就職。
23歳の時に職場で出会った
女性(奥さん)と結婚し、
一人娘を授かる。
20代の頃から渓流釣りと
登山が趣味で岐阜県にある
数々の山を登頂した。
19年前に山を買い、
登山用の基地にする。
ログハウスは建築途中だが、
100%自力で建築し、中は
18畳と9畳。
10年前にログハウスの建築を
開始し、屋根と壁が出来た所で、
ペースダウンし、今は少しずつ
作業を進めている。
発電機で発電。
自宅の近くの
ガソリンスタンドで、
2缶購入。
2週間に発電用ガソリンが
40ℓ必要(1日3時間の発電)
石垣まで1人で組んだ。
電気・ガスもきていない
山奥では薪が主な燃料。
その薪の置き場を造るため、
石垣を組んでいる。
縦向きに積み、横向きに
積むと崩れやすい。
城の石垣もちょこっとしか
見えていないが、奥はずーっと
深くて、抑えてあるから崩れない。
この積み方を野面積みという。
加工も何もしてない自然の石を
その都度合わせながら積む。
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両手に鍬を持ち、急斜面を
のぼって掘削中の場所へ行くと、
鍬だけで掘削。
便利さはどれだけ追及しても、
自分の体のためにはならん
というかわのさん。
翌日、妻・娘婿
長女・孫が1年ぶりに
やってきた。
バーベキューパーティーを
楽しむ。
この楽しい時間も1人で
山を切り拓いて、コツコツと
作業してきたかわのさんのおかげ。
この時ばかりは作業を休んで、
かわいい孫との時間を満喫。
山と家族に感謝し、
第2の人生を過ごしている。
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