今回は3月27日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

蛇行した川に沿って立地

川を渡る橋が2本

橋の両側に建物が

家のそばに車が

木が密集した一画が

衛星写真で見つけた和歌山県の

ポツンと一軒家。を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

 

集落に到着し、家の前にいた

さんに聞いてみる。

 

衛星写真を確認してもらうが、

自分ではわからないと家族

確認しに行ってくれた。

 

それでも分からず、近所に住む

区長さんに電話してもらうなど

して、ポツンと一軒家に住む人

が判明した。

 

その家には72歳の

タニグチナツヨさんが

1人で暮しているらしい。

 

先導してもらい、

辿り着いた。

 

 

 

 

 

ポツンと一軒家あるじ

タニグチナツミさん72歳。

 

先導してくれた方とお別れ。

 

この家は主人のお父さんの

お父さんが建てた家なのだそう。

 

かつては家の前の田んぼで、

夫婦2人分の自家米作りをしながら、

樒栽培で生計を立てていたという。

 

6年前に主人が他界し、

樒農家を廃業。

 

亡きご主人が可愛がっていた

柴犬をナツミさんが散歩させて

いると言うが、最近太り気味の愛犬。

 

 

   

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谷間を蛇行する川が大きく湾曲した

川べりに建つたにぐち家。

 

山裾を切り拓いた敷地の他は、

辺り一面、すべて杉や檜の

森が広がっているが、

元々ここは集落だった。

 

10軒くらいあって奥には

お寺があり、お祭りで餅を

放ったり出店も出て

賑わいを見せた。

 

なつみさんは1人集落の区長だが、

回覧板配ったりすることも無く、

空き缶拾いも無い。

 

それでも今も続けている

区長の仕事は、たにぐち家よりも

さらに山の奥へ。

 

今も数軒の空き家が残る元集落の

中心地を抜けた先のお寺まで

やってきた。

 

元住人が墓参りに来た時のために

月に1度お寺の清掃を続けている。

 

なつみさんが嫁いだのは、42歳の時。

 

捜索隊がはじめに訪ねた麓の集落で、

8人兄妹の次女として生まれ育ち、

20歳で結婚して2人のに恵まれてるも、

33歳の時に離婚。

 

シングルマザーとなり、

懸命に働き姉妹を育てた際には

造園業の仕事をしていた。

 

夏はその仕事がないので、

土木業をしていたようだ。

 

 

42歳で当時、同じ土木関係の

仕事をしていた10歳年上のと結婚。

 

ひ孫たちが頻繁に

遊びに来てくれるので

1人暮らしでも寂しくない。

 

コロナになる前は

月に1~2回来て、

らが小さい頃には

夏休みが40日あったら

40日そのままいた。

 

 

   

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夏は鮎捕りをして、

昔は鰻もいたという。

 

 

元造園業の仕事をしていた

なつみさんは植木の世話が得意で、

結婚当初から庭木の手入れを

行っている。

 

たった一人で山奥に暮らしていたが、

退屈しないのは、植木の世話を

しているおかげ。

 

台所はプロパンガス、

水は川底から1m50cm下に

鉄菅を通して給水している。

 

 

昼食後は剪定挟を持って樒畑へ。

 

素早く樒の枝を数本切り取ると、

それを花瓶に生けて今の隣の仏間へ。

 

24年連れ添い、78歳で亡くなった

遺影を飾った仏壇に毎日、樒を供えて

拝んでいる。

 

 

数日後、なつみさんが車で

向かったのは郵便局。

 

月・水・金の朝から2時間位

勤務しているため。

 

なつみさんも元々、

この集落の出身で

幼馴染が大勢住んでいる。

 

仕事帰りに立ち寄った場所は、

ビニールハウスでマンゴー農園でも

働いていた。

 

 

   

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