今回は5月15日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

大きく切り拓かれた土地

3棟の建物?

今回目指す宮崎県の

ポツンと一軒家は以前訪ねた

ポツンと一軒家と同じ地域に

建っていた2軒のなす家。

 

よしたかさんは、30年間1人で

実家を守り続けて、地元の

神事 的射の伝統も受け継いでいた。

 

よしたかさんに教えてもらった

よしさださんのは山の上で牛を飼い、

繁殖農家を営みながら家業の林業を

受け継ぐ7代目。

 

よしたかさんと同様、

的射を嗜み、神聖なる神事の

進行役を務めていた。

 

この時、よしたかさんから

紹介されたのは1軒だけでなく、

ひろすえたけみさんが住む

ポツンと一軒家を目指す。

 

ひろすえたけみさんは70代で、

椎葉林業というよしたかさんの

小学生時代の同級生が営む会社で

一緒に働いていたという。

 

 

 

 

ポツンと一軒家に辿り着くと、

たけみさんのさんがいた。

 

さんからご主人の人柄を

聞いていると、ご主人帰宅。

 

家には何もないと笑う2人が

ポツンと一軒家あるじ

ひろすえたけみさん69歳と

さん66歳の夫婦。

 

たけみさんの生家で、

たけみさんの父の代に

麓から山の上に移り住み

木挽きと炭焼を生業としながら

夫婦で県道や林道の

土木作業にも出て

生計をたてていた。

 

 

   

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昭和29年に3人兄妹の

次男として生まれた

たけみさんは地元の

中学を卒業後、

岐阜県の鉄工所に就職。

 

その3年後、北海道の

自衛隊に入隊し、恵庭にいた。

 

24歳の時に実家に戻り、

両親と同居。

 

椎葉林業に就職し、

65歳まで勤務していた。

 

さんはよしたかさんが

勤めていた椎葉林業を営む

椎葉さんの妹だった。

 

昭和54年 たけみさんが27歳、

さんが23歳の時に結婚し、

一男二女の3人の子宝に恵まれ、

実家を巣立っている。

 

同居していたたけみさんの

両親は亡くなり、11年前から

夫婦2人だけの生活を送っている。

 

69年前に建てられた母屋。

 

 

1日の大半を靴を履いたまま

土間の台所で過ごすひろすえ夫婦

隣に玄関があっても滅多に出入り

することはないという。

 

お風呂を焚くのはたけみさん

の担当で、薪も自分で用意

するそうだが、季節によって

使い分けている。

 

自然の燃料を得られる

恵み豊かな山だが、

たけみさんは残念に

思っている事がある。

 

 

   

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それは、木を伐採したあと、

植林したりして紅葉が

無くなってしまい、

今は杉と檜ばっかりに

なってしまったから。

 

見るものがなくなって

しまった為、道路端に

ポイ捨てされた

ペットボトルを拾って

洗った後、風車を作る。

 

 

花の中でもとくに

チューリップが好きだった

たけみさんの母は生前、

庭に植えたチューリップは

200本以上。

 

そんな亡き母の形見ともいえる

チューリップを今も夫婦

大事に育てている。

 

庭にムクリュウの木がある。

 

この地域ではムクリュウと

呼ばれる木の実、

一般的には「ムクロジ」の

名前で知られ、種子が

黒色で堅く、昔 羽根突きに

使用されてきた。

 

その果皮には洗浄作用のある

「サポニン」が含まれ、

江戸時代まで石鹸や

洗剤代わりに使われた。

 

 

敷地を全部案内して

貰ったあと、母屋の

台所に戻って何かを

作り始めたさん。

 

ボウルでパン生地を

練って作っていたのは、

唐芋饅頭だった。

 

作り方は、さつまいもの

皮を剥き、鍋で約30分焚く。

 

砂糖と塩を入れて潰すと、

さつまあんが出来る。

 

あんこだけでもいいけど、

栗の渋皮煮を貰っていたので、

栗の渋皮煮をさつまあんで

包んで丸める。

 

栗入りさつまあんを

練ったパン生地で包んで

丸めたら笹の葉の上に載せる。

 

蒸し器で約30分蒸したら

できあがり。

 

これがひろすえ家のおやつ。

 

 

   

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