今回は2月19日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
横長に切り拓かれた敷地
大きい屋根の家が1棟
小さな屋根が密集
川が敷地中央を貫く
衛星写真で見つけた山口県の
ポツンと一軒家を目指し、
最寄りの集落から捜索開始。
古いトンネルを抜け、
通行止めゲートを通り、
最寄り集落に倒着。
お母さんを発見し、
衛星写真を見てもらう。
すると、目指すポツンと一軒家の
あるじはおのさんで、隣町から
通っている人だそうだ。
捜索再開。
教えて貰った道を進み、
目指すポツンと一軒家に
辿り着いた。
目指すポツンと一軒家のあるじは
おのみつのりさん79歳。
こちらは奥さんの築90年の実家で、
50年前この1軒だけになり、現在は
倉庫代わりにしている。
昔、奥さんは妹2人と両親の
親子5人で暮していた。
中学生までこの
ポツンと一軒家に暮らし、
愛知県の定時制高校がある
紡績工場に就職。
朝5時に起きて、
仕事して12時に終業。
午後1時~5時まで
学校に行っていた。
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24歳で帰郷した奥さんは、
地元の家電メーカーに
勤めていた4つ上の
みつのりさんと
お見合いをして
昭和46年に結婚。
みつのりさんが
小野家の婿養子に入り、
夫婦で隣町に暮しはじめた。
10年後、奥さんの両親も
同居することになる。
それ以来、誰もいなくなった
山奥の実家に車で片道1時間
掛けて行き来している。
14年前にみつのりさんが
定年退職してからは、
週の半分をこの場所で
過ごしている。
1本橋を造ったが、
奥の建物に行くために
橋をもう1本新設。
令和2年(3年前)に架橋。
その前は葛の吊り橋を
造ったが、3回くらい
架け替えたという。
その理由は、
雨晒しだから傷んでしまうので、
雨晒しにならないように
屋根を付けた。
基礎は夫婦で打設したが、
屋根はみつのりさんが
1人で造った。
元々、田んぼだった場所で
同級生4、5人に手伝ってもらい、
バーベキューできる建物を造った。
そこには奥さんの日本舞踊仲間や、
子供家族・みつのりさんの職場の
同僚などと一緒に楽しんでいる。
広くするため、2棟目を建設。
みつのりさんは電気工事士の資格を
保有しているため、屋から分電して
電子レンジや冷蔵庫を使用している。
生活水は川水をポンプであげて
使用している。
この水をコーヒーにしたら、
すごく人気があるそうだ。
我流で造ったコンクリートの
竈もある。
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バーベキューコーナーの横には、
詳細不明の貰い物の仏像があり、
社のようなものを建てて、
祀っている。
手造りの池の中には、
貰い物の金魚がいる。
孫たちが川で泳いだり、遊んだり、
スイカ割りやそうめん流しなどして
楽しめる様々な行事を用意している。
可愛い孫娘たちを楽しませるために
造ったどこでもドアのようなものは
好評だったと話す。
そのドアの先は、自然豊かな
場所にある川辺のテラス。
来る人を喜ばせたいと
何でも自作してしまう
みつのりさん。
空き家になって40年以上経つ
山奥のポツンと一軒家に通う
一番の目的は、かつての
田んぼの草刈り。
水が冷た過ぎて、
稲の生育が悪いが、
美味しいお米が出来た。
35年前に米作りは
辞めてしまったが、
雑草が生えて
荒れないように管理する。
今はその一部を畑にして、
奥さんが野菜を育てている。
ブルーベリーは10㎏以上
収穫できる。
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