今回は、8月22日放送された
カズレーザーと学ぶ。
スマホに爆食いされる
現代人の時間
を振り返っていきたいと
思いますので宜しくお願いします。
たった1分で体に異変が・・・
倍速視聴の危険性と身の守り方
倍速視聴する割合は、
20代 約60% 30代 約50%
40代 約50% 50代 約50%
名古屋大学 教授 脳神経学者
澤田誠先生によると、最新の
研究で、たった1分の倍速視聴
でも体に大きな影響があることが
わかってきたという。
倍速視聴で、体の不調や
睡眠障害のリスクが!?
わずか1分の視聴で
体に影響を及ぼすメカニズム。
その危険性と身の守り方を
カズと学ぶ。
倍速視聴は
情報を得る手段としては
とても効率的。
今の学生は授業の
アーカイブなどを
倍速視聴で見ている。
カリフォルニア大学が2022年に
発表した倍速視聴に関する
実験データがある。
通常速度・1.5倍速・2.0倍速での
理解度は同程度の成績。
だが、2.5倍速では悪化。
勉強みたいに単に情報を
得るだけであれば、普通の脳を
持っているのであれば、
2倍速でも可能。
情報処理する脳の大脳新皮質は、
「情報」の処理速度が速い。
例えば、倍速視聴で見た後に
また同じ速度でもう1度見れば、
2回見たことになるので、
情報の強化になったりする。
情報を得る場合
倍速視聴は有効
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だが、ドラマ・映画・お笑いなど
感情が伴う情報処理は難しい。
人間の神経の情報処理速度って
いうのは、神経の種類によって
10~100倍くらい伝わる速度が違う。
感情を伝達する神経伝達物質
ドーパミン・セロトニンは、
処理速度が遅い。
さらに、喜び・楽しさ・怒り・
悲しみなどの感情は、
大脳新皮質に伝わる前に
大脳辺縁系という場所を
一度経由する。
感情に関する情報は、
映像・音声より一拍遅れて伝わる。
ドラマや映画を倍速視聴すると、
さらに遅れてしまって、
重要な部分が欠落してしまうので、
ストーリーを追ってしまうだけに
なってしまう。
倍速視聴では、
記号的情報→伝わる
感情→遅れることで、
2つのルートのタイムラグが
さらに大きくなり、
見えている映像と感情が
上手く結びつかず、
記憶が断片化してしまうという。
昨年、倍速視聴によって、
体内で重大な異変が
起こるというような事実が、
分かってきた。
倍速視聴と自律神経の関係を
発見した順天堂大学 客員准教授
駒澤真人先生に協力して貰う。
特殊な心拍計を装着されたうえで、
猫がただじゃれ合う映像を見て貰い、
自律神経をリアルタイムで計測。
普通の速度だと、
副交感神経 約70%の
リラックス状態。
2倍速になると、
交感神経 約90%の
ストレス状態。
例えば、仕事で上司に怒られたり、
人前でスピーチするとかする状態と
交感神経90%の状態は同じくらい。
無意識にストレスを
感じている。
澤田先生によると、
倍速視聴中は映像を楽しんでいるが、
脳がストレスとして認識できない
ストレスの準備段階のような
状態になっている。
なので、脳が感じてないだけで、
体はストレス状態。
倍速視聴をしていると、
普段の映像より速いので、
視覚とか聴覚の情報が
「集中しないと、情報が
取れないぞ!」と脳が準備する。
その情報を膨大に処理するために、
交感神経を活性化して、脳に血液を
より送るような状態になる。
これによって
交感神経優位のアクセルモード
→心拍数呼吸数が増加し
ストレス状態に
夜、寝る前の
倍速視聴は要注意!
ストレスの状態っていうのは、
それが寝る前に起こると
ノルアドレナリン
(覚醒物質)が高まり、
倍速視聴後も、
1~2時間継続する。
不眠症・睡眠障害
みたいなものが起こったり、
体にとっては体調不良を起こす
危険性がある。
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