今回は10月25日放送の
世界の何だコレ!?
ミステリー
巷で聞いた気になる謎を調査
ミステリーインタビューを
振り返ってみます。
桃太郎は
本当は悪!?
街でインタビューした
女性によると、岡山に元々
住んでいたのは鬼側で、
桃太郎が侵略してきた説が
あるのだそう。
桃太郎は正義なのか?
悪なのか?
そもそも、
なぜこんな話が出てきた?
そのルーツと思われるものが、
桃太郎とゆかりの深い
吉備津神社にある。
おかやま桃太郎の会
古川克行さんによると、
それは御竈殿にあるという。
中には大きな釜と
大きなしゃもじ。
ここは温羅の首を
釜の下の八尺の
ところに埋めた。
温羅とは鬼の別名、
桃太郎を祀っている
神社に鬼も祀られている。
温羅が祀られているのは、
温羅がいい人であった
ひとつの証しになるのでは
ないかという古川さん。
温羅は百済・新羅から
やってきた人物とされ、
異国から来たから、
鉄の文化を伝えた。
それを、吉備に広めた。
岡山に残る言い伝えによると、
異国からやって来た鬼は、
岡山の地に製鉄文化を伝えた。
実際にこの地域では、
日本で最も古い
千引カナクロ谷製鉄遺跡
もあり、鬼というのは
岡山の発展に貢献した方
なのでは?と、いう意見が
2000年頃から広まった。
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吉備に文化をもたらした
いい人ならば、それを退治に
来た吉備津彦(桃太郎)は、
ある面では悪いんじゃないか?
そんな話も広まってか、
2001年から始まった
約30万人の人が参加する
おかやま桃太郎まつりでは、
主役が鬼。
鬼の化粧をして
盛り上がる地元民、
そこに桃太郎の姿はない。
絵画「最後の晩餐」に
秘密が隠されている!?
最後の晩餐といえば、
レオナルド・ダ・
ヴィンチが描いた名画で、
キャンバスではなく、
修道院の壁に描かれており、
世界遺産となっている。
その名画を迫力満点で
見られる場所が日本にもあり、
今回はそこで絵画に隠された
秘密を教えてくれるという。
徳島県にある大塚国際美術館の
特徴は、実物大で見られる。
大きさは、縦420㎝で横910㎝。
この絵に隠された
秘密を教えてくれるのは、
東京大学名誉教授
小佐野重利さん。
小佐野さんは
イタリア大統領より
勲章を授与された
西洋美術の第一人者。
最後の晩餐はイエス・キリストが
捕まって、磔になる前夜の
弟子たちととった最後の食事。
当時、イエス・キリストは
時の権力者を批判していた為、
命を狙われていた。
聖書によると、その日
イエスは12人の弟子たちに
向かって
「あなたがたのうちのひとりが、
わたしを裏切ろうとしている」
その言葉を聞いた弟子の驚いた
様子を描いたもの。
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この絵には音楽とともに、
あるメッセージが
隠されている!?
小佐野さんも最近 知って、
驚いているという。
パンと手の位置で、
五線譜ができている。
この楽譜を右から
奏でると、おかしな音が
する箇所が!
その音符の位置に
秘密が隠されているという。
十二使徒の中で裏切り者に、
そういう不協和音の
ところを作った。
だから、裏切り者 ユダが
特別だっていう
解釈をしている。
レオナルドは音楽奏者、
それが元にある。
彼の知識欲はスゴかった。
絵の才能だけでなく、
音楽や天文学、物理学
などのあらゆるジャンルを
学び、その要素を絵に
入れ込んでいた。
当時、走る乗り物は
馬車しかなかった時代に、
自転車の原型のような
スケッチを残していたり、
ヘリコプターの原案らしき
ものまで残していた。
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