今回は、7月2日放送された
カズレーザーと学ぶ。
カプサイシンのスーパーパワー!
辛味で肉体改造SP
を振り返っていきたいと
ますので宜しくお願いします。
味覚研究の最前線
広島大学 医学部 堤理恵先生
によると、辛さというのは
味覚ではなく、痛覚。
甘味・酸味・うま味・
苦味・塩味というものに
関しては味として、
味覚センサーである
味蕾で感じる。
辛さっていうのは
痛覚センサーで感じる
というふうにいわれていて、
舌の奥に存在している。
辛いものが好きな人は、
痛いことや熱さにも得意。
辛さを感じている
熱もそうですし、
痛みを感じているって
いうのが、舌の奥にある
辛さの受容体 TRPV1。
とくに唐辛子の中にある
カプサイシンに反応する
っていうことが言われていて、
辛さが痛みとして脳へと
伝わっていく。
ですので、TRPV1という
受容体がカギになるが、
カプサイシンを継続して
とっていくということで、
体質が変わっていくと、
痩せやすい体に。
痛さを感じる・辛味を感じると、
それが脳に経由して、脳から
脂肪を燃やすUCP1を
活性化させて、脂肪燃焼効果で、
どんどん痩せやすい体質に
なっていく。
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元々、遺伝的に感度がすごく
繊細で敏感な方っていうのが、
辛さに弱いという方も
いらっしゃるんですけど、
一方で感度が鈍くなってる人は
辛さに強くなる。
カプサイシンというのを
辛くない方法でとるって
いうようなこともできる!?
カプサイシンの脂肪燃焼作用は
よく語られるが、近年、
ガン細胞を自己破壊させ、
脳梗塞や心筋梗塞のリスクを
低減させる研究発表がされたほか、
美肌・体臭改善などの様々な効果が
期待できると明らかに。
辛味で脳を騙し、
むくみや肌荒れの
原因となる塩分を
減らすことができる
カプサイシン。
減塩醤油にも使われており、
一部商品では0.0005%以下の
カプサイシンを含ませるだけで、
50%の塩分をカット。
堤先生曰く、おみそ汁に
一味唐辛子を一振り
かけるだけで、味噌の量を
半分にしても同じ塩味を
感じるという。
さらに、辛味というのは
うま味も引き立てる。
痛覚からの三叉神経からの
シグナルっていうのも
味覚の神経のところに
一緒に作用するということが
あるので、味覚の感度が向上する。
美味しいという時に、
うま味とか甘味も脳にある
β‐エンドルフィンっていう
幸福ホルモンが出てくるが、
同じようにカプサイシンからも
出てくるという。
一味・・・カプサイシン効果は強い
七味・・・味が複雑でおいしい
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堤先生によると、
1回の食事
唐辛子約2個摂取
→代謝アップ。
一味唐辛子小さじ2/5程度で
同じように効果を発揮。
辛さを感じるセンサー TRPV1は
熱にも反応していて、43度以上の
ものが舌に触れると、刺激物だと
認識し、痛みとして脳に伝える。
冷たい食べ物だと
反応が弱くなり、
無理せずに
カプサイシンを
摂取できる。
カプサイシンの刺激を
受けていくと、副腎髄質から
アドレナリンが出て、
その作用で体温が上がる。
代謝も促進され、汗もかく。
カズや村上の味覚を
改善させた伝家の宝刀
昆布ダシに煮干しを加えると、
昆布のグルタミン酸と
煮干しのイノシン酸の
相乗効果でうま味成分が
7~8倍になる。
トマトはグルタミン酸と
グアニル酸という2つの
うま味成分を含んでいるので、
よりうま味が引き立つ。
味覚にも◎
キムチに含まれる
カプサイシンには
発汗作用があり、
体温を下げて
寝つきをよくする。
さらに、キムチに含まれる
アミノ酸のGABAは副交感神経を
優位にして、興奮を抑えたり、
ストレスを和らげる効果が!
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