今回は8月18日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
長く連なる田んぼ
田んぼの両側に建物が
整備された水田？畑？
衛星写真で見つけた秋田県の
ポツンと一軒家を目指す。
今回 目指す秋田県の
ポツンと一軒家は
衛星写真で見つけた
家ではなかった。
元々、探していたのは
そこから1.2㎞程離れた
別のポツンと一軒家。
捜索隊はその家を探すために、
最寄りの集落に向かったが、
最初に会った住人から
かつてその周辺には
50軒ほどの家があったが、
今も人が住んでいると
知っているのは
オノデラツヤコさんが
1人で住む家だけだそうだ。
確認してみたところ、
衛星写真で見つけた
赤い屋根のポツンと一軒家も
25年前に住人が麓へ引っ越し、
すでに空き家になっていた。
教えてもらった
ポツンと一軒家のあるじは
82,3歳のオノデラツヤコさん。
夫を亡くした後、
田んぼを人に貸し、
普段は山奥の家に
1人で住んでいるが、
冬の間は東京にいる
息子さんの家で
暮しているそうだ。
教えてもらったお父さんに
案内して貰い、ポツンと
一軒家に辿り着いた。
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突然のことに驚きながらも
取材に応じてくれた
ポツンと一軒家のあるじ
オノデラチヤさん82歳。
教えてもらったお父さんは
名前を勘違いしていたようだ。
おのでらさんによると、
向かいの家は2年くらい前に
秋田市に引っ越したという。
おのでら家は築100年くらいで、
夫の生家だそうで、亡くなって
24年くらいになるのだそう。
夫は末っ子で、上の2人が
女の子で家を継いだ。
ちやさんの実家は農家で、
8人兄弟の下から2番目。
19歳で結婚し、20歳で出産。
結婚式は、うちで準備して、
ここまで来るのに学校の所まで
車で来て、学校から徒歩で嫁入り。
2人の子どもに恵まれた。
林業兼業農家で、それが
段々無くなってきたから、
出稼ぎが流行った。
夫は土木建築業で荒川河川敷
工事や、広島で電車の線路工事
などの出稼ぎをした。
秋にお米の収穫を終えると、
春まで半年間、都会に
出稼ぎに出て、おのでら家の
生活を支え続けた。
24年前に肺がんを患い、
64歳で亡くなられた。
ちやさんは一人で田んぼを
1年やったが、とても自分で
できなくて、食べる分だけ
あればいいから、作って
くださいとお願いした。
夫を亡くしてから、
生まれて初めて
仕事をしたという
ちやさんはここから
12㎞離れた温泉の掃除に
6年バイク通勤。
60歳で原付免許を取得して、
給料で屋根を修理した。
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田んぼの脇の畑で
蕪・絹さや・ジャガイモ・
ネギ・ツルムラサキ・
ズッキーニ・トマト・
オクラ・モロヘイヤ
など、20種類以上の
野菜を栽培している。
冬の間は息子の所に行って、
秋田と東京の二拠点生活を
14、15年続いている。
それは、息子が冬の間に
屋根の下になっても困るから。
雪が何年だか前に一晩で
1mくらい降って、
茅葺き屋根の上に乗って、
雪下ろしした。
トタン屋根に替えたら、
ザーっと雪が走るからと、
息子が心配したから。
毎年、ポツンと一軒家を
離れる前に雪対策をする。
冬は深い雪に閉ざされる
秋田県の山奥のため、
雪囲い枠に波板を立てて繋ぐ
作業を1人で3日で行い。
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