今回は2024年8月25日放送の

日曜日の初耳学

インタビュアー林修

を振り返って

みたいと思います。

 

 

影響を受けた人物は

宮崎駿監督

 

米津玄師さんは子どもの頃から

ジブリ映画が大好きで、勝手に

私淑するような感じで、昔から

いてくれたような気がする。

 

映画と音楽っていう意味では全然、

出口は違いますけど、自分が大人に

なるにつれて、この映画作っている

人ってどういう人なんだろうっていう

興味にうつっていったりとか、書籍だとか

ドキュメンタリー映像とか、そういうので

熱意をもって時に熾烈になりながらも、

1つのものを作ってるっていうのが

格好よく見えた。

 

その姿に勝手に叱咤激励されるような

気持で生活してはいたという。

 

飛燕という曲は風の谷のナウシカ

ナウシカがモチーフになっている。

 

そして、最も大きな影響を

受けた楽曲は、パプリカ

 

応援ソングという形で作ってほしい

というオーダーがあったんですけど、

子ども子どもたちに向けて、

応援ソングを歌うって、

どういうことなんだろうっていうのが、

自分の中であんまりよくわからなく

なってしまった。

 

 

   

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子どもにあんまり頑張れって

言わせたくなかったし、

子どもたちが歌う曲で

応援されてると感じるような

曲って一体、どういうスタンスで

いれば作れるんだろう?

 

そう考えると、宮崎さんの姿が

一番最初に浮かんできて、

ずっと「子どもたちが”この世は

生きるに値するんだ”ということを

伝えるのが自分たちの仕事」

 

のスタンスだとか、

そういう所を見習おうという

気持ちがまずあって、最終的に

子どもを舐めないようにしよう

って所が大きかった。

 

じゃあ、何を思って応援歌

なのかって考えてみたら、

自分の子どもの頃を思い返すと、

じいちゃんの田舎の山の景色とか、

そこで川で遊んだりとか、

花火したり、走り回ったりとかした

記憶が今に大きな影響を及ぼしてる。

 

なので、夢に向かって頑張るとか、

夢を叶える以前にそこに

向かっていく力とか、

そこに没頭していく・楽しんで

この世で生きていくっていう

その状況自体に凄く意味がある。

 

目的を達成するかどうかって、

些細なことなんじゃないかな

って思ったり、そこに向かう

過程に豊かなものがあるんじゃ

ないかと思ったりする。

 

子どもたちに夢か叶えろよって

言うのもすごい無責任だし、

残酷な話をすれば子どもの夢

なんて大体叶わない。

 

そしたら、その夢を

叶えられなかった人間はみんな

不幸になるのかって言われたら

そうでもない。

 

 

   

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夢とかそういうものを持って、

そのうえで夢から生まれてくる

運動・感性みたいなもの、

そっちの方が重要だと思ったりする。

 

かつて自分が野山を駆け回ったように

子どもたちには目の前の今を

楽しんでほしい。

 

そして、自分が宮崎作品に

心躍らせたように”ワクワク”する

気持ちを大きく育てて欲しい。

 

パプリカにはそんな想いが

込められている。

 

パプリカ宮崎さんが

聴いてくれてたらしくて、

テレビとか観ない人間

らしいんだけれども、

パプリカだけは口ずさんでいた。

 

鈴木プロデューサーが、この

パプリカを歌っている人間に

主題歌を頼むのはどうかな?

っていう話をされたところ、

肯定してくれた。

 

それがきっかけで、

映画の主題歌のオファーが!

 

こうして生まれた曲が、

アカデミー賞

長編アニメーション賞を

受賞した君たちはどう生きるか

主題歌 地球儀の制作には

4年掛かったそうだ。

 

 

   

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