今回は、2025年3月4日に

放送されたカズレーザーと学ぶ。

を振り返っていきたいと

ますので宜しくお願いします。

 

 

いま急増する

令和の欠陥住宅〇〇クライシス

 

5000件以上の欠陥住宅を

見抜いてきた一級建築士

長井良至先生によると、

屋根からの雨漏りによって、

濡れて変色する。

 

さらに、雨漏りがひどくなると、

壁が盛り上がってしまう

爆裂という現象につながる。

 

住宅診断会社の調査によると、

新築物件の不具合は軽微な

ものも含めると、半分以上。

 

長井先生も年間で約200件

検査しているが、1年間で

欠陥がない建物は

5件くらいだという。

 

マンションでも一軒家でも

急増するカビ被害の原因と

その対策法をカズと学ぶ。

 

カビクライシスが起きている

原因に、今年4月から始まる

省エネ基準適合の義務化が

関係している。

 

高断熱・高気密を追求するあまり、

熱や空気がおよそ7割入る

原因となる窓のない家が

トレンドに!

 

来月、改正される

建築物省エネ法により、

原則 すべての新築の建物の

省エネ性能を向上させる

ことが義務化に。

 

以降、高断熱基準を

満たした建物でないと

建てられなくなるのだが、

そこにカビが発生しやすくなる

3つの落とし穴がある。

 

 

室内でカビが発生する条件は、

温度が20~35℃

湿度が60~80%以上。

 

高気密・高断熱の家が

設定する室内温度も、

夏は約27℃、冬は約23℃と、

カビの発生条件と一致。

 

 

   

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さらに、近年 夏場の

豪雨などの異常気象の影響で

湿度が高く、ベトベトした

空気が室内に入ってくることで、

より一層、カビが生えやすい状況に。

 

 

カビの落とし穴

①換気扇を大量に設置

 

夏場にクーラーをつけて、

窓を閉め切った状態で

換気扇だけで換気すると、

異常気象で湿ったベタベタな

空気を外から引き込んで、

建物の壁の中や天井裏まで

循環させてしまう。

 

そのベタベタした空気と

室内の冷えた空気との温度差で、

床下や壁に水滴がついて

カビの原因になっている。

 

建築基準法で住宅に関しては、

2時間に1回の換気を推奨。

 

換気扇がまわることで

吸排気バランスが崩れて、

外に比べて室内の気圧が低くなる。

 

気圧差が湿った空気を引き込む。

 

エアコンで部屋を冷やしすぎると、

入り込んでくる外気と温度差が

大きくなってカビができやすい。

 

エアコンの設定温度を

25℃以下にしない。

 

 

   

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カビが発生する意外な

原因がリビングの位置。

 

1階にリビングがある場合と、

2階にリビングがある場合、

どちらがカビ生えやすい?

 

 

 

 

正解は2階にリビングがあると、

1階にカビが生えやすい。

 

2階にリビングダイニングがあって、

1階には吹き抜け階段で

つながっている。

 

重い冷気は下に進むので、

階段から冷気が1階の床に

落ちて、1階の床を冷やす。

 

2階では快適だと思っていても、

1階はもっと寒い状態。

 

1階のほうでまず、

カビ被害がでやすい。

 

対策は、2階部分のリビングの

室温を管理し、1階を

冷たくしすぎないこと。

 

また、吹き抜け階段の途中に

サーキュレーターを置いて、

冷たい空気を1階におりるのを

防ぐ方法も。

 

 

   

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