前回の続きから書いていきますので
宜しくお願いします。
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ニューヨーク州立大学のビンガムトン校の教授は
『動脈硬化』について詳しく調べています。
すると、血管の壁から
本来はいない細菌を見つけました。
これは、誰の血管の壁にも細菌がおり、
平均すると『19種類』にも
及ぶことがわかりました。
本来は口の中にあるごく普通の細菌が、
『歯茎の出血』を原因に血管の中に
入り込んだものだと言います。
細菌は全身にまわり、
その一部が血管の壁に住みつき、
そこに『ストレスホルモン』が加わると、
血液の中の鉄分が切り離され、
細菌が鉄分を栄養に大増殖、
血管の壁を溶かし、出血が起きます。
それが大動脈などの重要な血管で起こると
数十分で『突然死』につながるそうなので
お気をつけ下さい。
細菌は通常、免疫システムにより排除されますが、
そこにストレスが加わると、細菌の働きで『心臓発作』
『脳卒中』などの『突然死』の可能性が出てきます。
ストレスが関係する病とは？
じん麻疹 アレルギー 胃炎 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
脳卒中 うつ病 エコノミー症候群 糖尿病
都会に住む人の方が扁桃体が反応しやすい？
『都市』 『市』 『村』 の人に
それぞれ同じストレスを与えた場合、
都市に住む人が町や村に住む人に比べ、
扁桃体が反応しやすいと言う。
これは日常の過敏の多さだといいます。
大昔、人間の扁桃体は危険が迫った時にだけ
活発になると考えられていたが、
現代の都市生活者は、常に活性化した
状態に陥っているからだそうです。
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ライフイベントストレスチェック
このチェックはコチラ
一年間に経験した出来事を合計して、
どれくらいストレスが蓄積しているかを把握する方法です。
大阪樟蔭女子大学の夏目誠さんたちのグループが、
日本でおこなった調査を基に点数を定めました。
表で、この一年間で経験した項目にチェック。
チェックした項目の合計を計算してください。
似たような内容の項目がありますが、
迷ったときには最も点数が高いものを選んでください。
合計点
２６０点以上：ストレスが多い要注意の段階
３００点以上：病気を引き起こす可能性があるほど
ストレスが溜まっている可能性がある段階
引用元:nhk.or.jp/special/stress
扁桃体は不安や恐怖だけでなく、
周りの些細な環境の変化にも
影響を受けて活性化します。
喜びでも環境の変化に繋がれば、
反応する可能性があります。
ストレスは定常状態を変える
刺激・ひずみであり、
良いことでも生活パターンが変わると
ストレスの原因となるようです。
ストレス対策
アメリカで注目されている
ストレス対策、心理学会が推奨する
『ストレスの原因を避ける』
『笑う』
『サポートを得る』
最先端の研究がストレス反応の暴走を
確実に抑える方法は、自律神経を調べてみると、
心臓病患者さんは健康な人より20%
自律神経の活動が高いようです。
6ヶ月間『運動』を取り入れたあと、
自律神経を測ると正常な値になったそうです。
『運動』をすると、引き金になる
自律神経の暴走を抑えることができ、
『心臓』『脳』『肝臓』などの
臓器を守ることにつながり、
『脳梗塞』も変えるようです。
ネズミに運動をさせると、
『延髄』という場所で神経細胞が
劇的に変化したそうです。
『延髄』とは、扁桃体と
自律神経を繋ぐ場所にあり、
運動することによって、
神経細胞の突起の数が減少するという。
鍵となるのは、扁桃体から
自律神経に伝える回路を運動することにより、
情報を伝える回線が減るんだそうです。
扁桃体からの電気信号が
延髄を経由して副腎に伝わると
ストレスホルモンの分泌が始まります。
運動によって延髄の突起の数を減らせれば、
暴走を防ぐことが出来ます。
重要なのは、
神経細胞が変化することがわかったことで、
変化を持続する為に定期的な運動が必要になり、
運動をやめてしまうと元に戻ってしまいます。
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どんな運動が効果的？
ウォーキングなどの
息が上がる程度の有酸素運動を、
週3回 30分行いましょう！
通勤で少し早く歩くのも効果的なので
これなら簡単に出来ますね。
