今回は2025年4月23日放送の
世界の何だコレ!?
ミステリーを
振り返ってみます。
「僕は神風特攻隊であの日・・・」
前世の記憶
中部大学 大門正幸教授のもとに
前世の記憶を持つ10歳の少年の
母親から相談があった。
大門教授は米バージニア大学で
客員教授を兼任し、15年以上に
渡り、ヒトの生まれ変わりに
ついて研究している。
10歳の少年は前世の記憶を
現在進行形で語っていて、
前の記憶をほとんど薄れずに
持っている男の子。
少年は小学5年生で家族に
自分は戦争で亡くなったと
話しているという。
少年の母親が最初に不思議だと
思ったのは、少年が赤ちゃんの
時におままごとみたいな感じで、
「もしもし」って遊びをすると、
耳に筒をあてる動作を
していたという。
さらに、戦闘機が大好きで
飛行機のモニュメントがある
公園とかに連れて行って、
おもちゃのジャンボジェット機を
買い与えても、これじゃないと
泣いて、遊びに連れて行っても
ボロボロの戦闘機しか乗りたくない。
あれがいいって反応していたそう。
少年が6歳の頃、ウクライナと
ロシアの戦争がテレビで
その様子が出されたときに
ものすごく食らいつき、
第二次世界大戦のことを
語り始めた。
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どこで戦争のことを知ったのか
尋ねると、特攻隊員だったころの
記憶があるという。
幼稚園に通い出し、
お絵描きを覚え始めたとき、
戦闘機が船を攻撃している
みたいな絵を描いていた。
母親はそういうような絵を
取って置かずに、
わからないところで
破棄していた。
父親も息子が宿題をしている時に、
軍歌を聞いてやっていたので、
びっくりしていた。
学校に入ってから字を習い始めて、
お手紙を書きましょうみたいな
感じで、名前の宛名のところは
お父さんやお母さんと書いているのに、
ちえこへと書いていた。
ある日、母が撮った動画で
ちえこなる人物を思って、
涙を流す息子の姿があった。
そして、それがカギとなり、
前世の特攻隊員を自身が特定。
インターネットで調べ続け、
突き止めたという。
たくさんある写真の中で、
おばあちゃんだった
ちえこさんに目が留まって、
そこから行き着いた。
男性と映っている写真もあり、
下に書かれていた名前は
あなざわとしお。
それが、少年の前世の名前。
母に僕はちえこっていう
婚約者がいた
あなざわとしおなんだよ
ってことを言ってくれた。
その時の感じが勇気を出して、
異様な感じだったので、
これはもう受け入れなきゃ
いけない。
これからは、その記憶が
消えるまで一緒に付き合って
いこうってことで、認めた。
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大門教授は特攻隊に関する
文献などであなざわさんの
経歴を調査。
亡くなった時の年齢や
乗っていた戦闘機の種類も、
言葉通り。
最後の日も少年が語った
日付と同じだった。
ちえこさんは89歳で亡くなった。
今年3月、あなざわさんの
故郷 福島へ少年が訪ねた。
あなざわさんのお墓参りするため、
途中に立ち寄った生家店でお供えの
花を買い、現在お墓を管理している
親戚の許可のもと、少年がその場所へ。
少年は、今は平和だから戦争が
忘れられていく。
それを知らない人、戦ってない人も
いる訳だから、それを知らせて
伝えていくためにあなざわとしおの
前世の記憶があるんだと思うという。
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