今回は、6月20日放送された
カズレーザーと学ぶ。
老化を防ぐ食生活
を振り返っていきたいと
思いますので宜しくお願いします。
老化の仕組みを解明!?
カギを握るのは腎臓だった!
腎臓が寿命を決めていた!?
今、成人の8人に1人が
慢性腎臓病で、
気づいてない
隠れ腎臓病の人も。
健康診断でわかる
レベルになると、
進行した状態。
衝撃の発見から著書も
話題となった自治医科大学
抗加齢医学研究部
教授 黒尾誠先生から
一度傷ついたら戻せない
腎臓にダメージを与える
食生活と対策を学ぶ。
30年位前のマウスの
遺伝子操作の実験で、
人の老化によく似た
症状を出して、
早く死んでしまう
突然変異マウスが
偶然とれてしまった。
薄毛・動脈硬化・心肥大・
骨粗しょう症・
背中の曲がり・耳が遠い・
認知症などのマウス。
その原因は、ある
ミネラルにあった。
この突然変異マウスに、
ミネラルを除いたエサを
与えると、老化症状が
改善されたことがわかった。
そのミネラルとは
重要な栄養素でもあるリン。
リンそのものは
毒物ではないが、
血液中のリン濃度が
上昇してくると、
化学反応が起きる。
摂取したリンのうち、
必要以上の分は腎臓を通じ、
尿から排せつ。
だが、腎臓機能が低下すると、
この調整が出来ず、体内の
リン濃度が上昇し、
老化の原因に。
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尿を再現した液体に
リンを入れると、
リン酸カルシウムという
白い物質が。
血中にこういった
リン酸カルシウムが
形成されてしまうと、
たんぱくと結合して
動脈硬化や慢性炎症を
誘導し、老化を
加速させる。
腎臓病になった患者は
体内だけでなく、
皮膚にも老化が見られるが、
腎臓移植を行うと、腎臓から
リンを排せつできるように
なって、血液中の
リン酸カルシウムが減って、
改善される。
その中で腎臓のフィルターの
役割をしているネフロンという
組織は一度傷つくと再生しない。
そのため、年を取る毎に減少。
60歳までに、およそ半分に。
日本で腎臓病が
問題になっている理由は、
リンの過剰摂取。
※腎臓が悪くなる理由はいろいろある
成長期にリンがないと
成長できないが、成長が
止まって大人になったら、
リンはそれほど必要ではない。
少しずつ失われるリンは
補充が必要だが、
量はそんなにいらない。
健康な食生活でも必要量の
3倍のリンの摂取している。
インスタントなどの
加工食品への依存度が
高い人は、必要量の5倍以上
とも言われている。
リンを過剰摂取しないことが
身を守る数少ない対策。
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タンパク質が多い
=リンが多い
タンパクを減らすのは
栄養に問題があるので、
減らすのではなく、
取り方に気をつければ
過剰摂取は防げる。
リンを取りすぎない
賢い食生活とは!?
リンは大きく分けて
2種類あって、
1つは有機リン。
リンの種類によって、
人体への吸収率が
大きく異なる。
大豆にもリンが
含まれているが、
大豆のリンは
フィチン酸で、
人間の腸からは
吸収されない。
肉や魚のリンは
吸収率が20~60%。
なかでも、吸収率が高く
要注意なのが、無機リン。
そして、キキキリン
食品添加物の無機リンは、
吸収率が90~100%。
食品添加物は私たちの
生活を安全で豊かに
してくれる大切なもの。
だが、高齢・糖尿病・
高血圧・慢性腎臓病と
いわれた人は控えるべき。
無機リンは、リン酸塩・
乳化剤・膨張剤など、
食品添加物に多い。
まずは、添加物の
リンを減らす。
食品ラベルに
リン酸塩(Na)と
書いてあったら、
ちょっと控えよう。
リンが含まれていない
場合もあるが、
加工でん粉・かんすい・
乳化剤・酸味料・リン酸塩・
pH調整剤など、複数の添加物を
一括表記している場合も。
食品ラベルの見方を
知ることで健康に。
座位行動時間
(座っている時間)が長いと、
死亡率が上がる。
30分以上同じ姿勢
→骨からリンが溶け出す
30分に1回歩けば、
リスク減。
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