今回は3月29日放送の
ビーバップ!ハイヒール
日本人には見抜けない!
映画で知る本当のアメリカ
を振り返って
みたいと思います。
映画 ミッション:
インポッシブル/
ゴースト・プロトコル
の中に、とんでもない
アイテムが存在しているという。
それは、装着し相手を見る事で
その相手の詳細情報が瞬時に
端末に送られるコンタクトレンズ。
映画の中の架空のものだと
思っていたが、現実社会でも
それに近いものが開発されようと
しているのだそうです。
アメリカの国防総省は、
コンタクトレンズから
直接映像を見る事ができる
仮想現実コンタクトレンズ
の開発に乗り出したという。
映画自体はフィクションだが、
そこに現実の世界が
おりこまれている。
2017年に大ヒットした
ワンダーウーマンは
ギリシャ神話に登場する
アマゾネスの姫ダイアナが、
第一次世界大戦真っ只中の
イギリスへ上陸し、巨悪に
立ち向かうストーリーの中に
女性秘書を奴隷と揶揄する。
さらに、彼女が両腕にはめている
金の腕輪は、神話の中では奴隷の
象徴とされている。
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この映画の設定は、
20世紀初頭の女性解放運動の
時代背景の現実を投影している。
アメリカ映画には、日本人には
知りえない世相や風刺が
散りばめられているようだ。
そんな映画に隠された本当の
アメリカをジャーナリスト
小西克哉さんが教えてくれる。
小西克哉さんは、アメリカ人
だからわかる隠された
メッセージが沢山ある
映画が多いのだという。
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ニクソン大統領辞任のきっかけと
なったウォーターゲート事件の
真相を描く映画 ザ・シークレットマン
の字幕の監修も小西さんが行っている。
2012年に公開されたフライトは、
日本でもヒットし、アカデミー賞では
脚本賞と主演男優賞にノミネート
された作品で、突然制御不能となった
飛行機が急降下をはじめるが
無事に着陸する。
国民的英雄となった機長だが、
弁護士からフライト中に
飲酒をしていた
といわれてしまう。
彼は、重度のアルコール依存症
だったが、これは映画だけの
話ではないらしい。
アメリカでは、パイロットの
アルコール依存が大きな
問題になっている。
例えば2002年にアメリカ・
ウエスト航空で機長・副操縦士から
大量のアルコールが検出され逮捕
された事もあるようだ。
2009年にもユナイテッド航空の
副操縦士からアルコール検出
で逮捕されている。
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アメリカの航空会社は、
9割以上の席を埋めないと
赤字になってしまう。
新人パイロットの年収は約200万円
最低賃金労働者と同じレベル
※ウォール・ストリート・ジャーナル紙
そのため、パイロットの質の低下
も落ちているとのこと。
乗客の命を守ることが当たり前な
事が当たり前じゃなくなって
きている。
アメリカにとってフライトは、
シリアスな社会派映画
2007年に公開された映画
JUNOは、女子高生が妊娠
してしまう。
中絶を考えていたJUNOに
同級生から、赤ちゃんの
心臓は動いているといわれ、
出産を決意する。
日本ではあまり知られていないが
アメリカでは興行収入が120億円
を突破している作品。
アメリカでは年間100万人の
10代女性が妊娠している。
カトリック教会は婚前交渉
を禁止していて、避妊を教えない
ことで若者の妊娠が増え、
州によっては今も、中絶を
法律で禁止されている。
中絶できず貧困生活になり、
親から子へ繰り返される
負のスパイラルがうまれる。
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