今回は7月31日放送の

雨上がりの「Aさんの話」

~事情通に聞きました!~

この世界は錯覚であふれている?

を振り返ってみます。

 

 

AとBのどちらの方が濃く見える?

 

 

 

 

一見、Aが濃く見えるが、

境目に棒を入れると両方同じ色になる。

 

影の入れ方、光の入れ方で

薄いと濃いがうまれるという。

 

 

   

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世にも不思議な錯覚の世界

 

事情通Aさん 五感プロデュース研究所

荒木行彦さんは、人間の行動は

錯覚によってコントロールされる!という。

 

高速道路の運転でトンネルを走った時、

スピードが上がったかのような感覚に!

 

でも、同じスピードで走行している

のは何故なのか?

 

それは壁の矢印による錯覚。

 

 

 

トンネルの側面の壁に同じ感覚で

描かれている矢印のような模様は、

カーブに近づくほど間隔が短く

描かれているため、走行中に

見ていると、スピードが速くなったと

ドライバーが錯覚するようになっている。

 

その錯覚により、ドライバーは自然と

速度を落とし、安全にカーブを曲がる

ことができるのだそうです。

 

 

道路でよく見かける「止まれ」の文字も、

「止」だけ大きなサイズになって

いるものも存在している。

 

それも目の錯覚を利用した工夫で、

遠近感によって奥の文字が小さく

見えないように漢字の「止」だけ

200cm、「まれ」が180cmにする事で

止まることを意識しやすいようにしている。

 

 

 

飲食店の中を心落ち着く木目にして、

長居してしまいがちにさせてしまうが

お客さんの回転率を上げるためには

どのようにしたらよいのか?

 

それは、椅子に赤い色を使う

工夫をするとよい!?

 

人は赤色を見ると、時間を実際よりも

長く感じる傾向がある。

 

そのために、さりげなく目につくよう

赤い椅子を置くことでお客さんに、

実際よりも長く居たように錯覚させ、

回転率を上げるように工夫されている

のだそうです。

 

研究によると人は、赤い部屋に居ると

実際には40分しか居なくても、

1時間くらい居たと感じ、

青い部屋では1時間居ても、

30~40分くらいに感じるという結果が!

 

待ち時間の多い病院や銀行で

青色が目立つのはこの錯覚を

利用しているからのようです。

 

 

   

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虫刺された患部をかくと

余計にかゆくなってしまう。

 

そんな時に錯覚を使うと、

かゆみを抑える事ができるという。

 

その方法とは、鏡の前で刺された

反対の腕をかくとよい!?

 

こうすることで鏡には、

刺された腕をかいているような姿が

写し出され、脳はかゆい方の腕を

かいていると錯覚し、かゆみが

おさまるという。

 

それにはミラースクラッチング

呼ばれる現象でおかげで、

2016年にイグ・ノーベル医学賞

を受賞している。

 

 

 

昭和三十五年創業の一蘭 あべの店では、

お客さんが毎回錯覚を起こしているという。

 

それは、お店を入った時に、

店員さんがいらっしゃいませ

ではなく、幸せと言っている。

 

人は声を聞き取るとき、

音だけではなく、状況や経験をもとに

脳が補完し言葉を認識している。

 

ラーメン店という状況では、

店員さんがお出迎えの挨拶を

する経験があるため、しあわせ

いらっしゃいませと脳が錯覚してしまう。

 

幸せと言っている理由は、

お客さんの幸福を祈って

いるからだそうです。

 

 

   

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