今回は10月11日放送の
ビーバップ!ハイヒール
で放送された
記憶力の鍛え方
の回を振り返って
みたいと思います。
買い物ついでに用事を済ませるのは
よくある事だが、買い物だけして
帰宅してしまう。
年をとると記憶力が衰えると
考えている人も多いが、
それは間違いのようで
2011年にある実験結果が
発表されたという。
アメリカのとある大学で、
20前後の人と70歳前後の人に
同じ単語の記憶テストを行い、
これはただの心理学の実験です
と説明すると、若者と高齢者の
成績に差はなかったそうだ。
ところが、このテストでは通常、
高齢者の方が成績が悪いです
と告げると、同じ問題にも関わらず、
高齢者の成績が著しく
低下してしまったという。
この実験により、年を取ると
記憶力が衰えるという思い込みが
記憶力自体を低下させていると
判明していた。
さらに、年を取ると人や物の名前が
なかなか出てこないと思いがちだが
これは、年を重ねることで膨大な
情報が脳に蓄積されていくため。
子どもに比べて検索に時間がかかり
出にくいだけで、脳が衰えている
のではないそうです。
また、年を取ると脳細胞の数が
減少するというのも間違えで、
最新の脳科学では、記憶力は
強化可能ということが
明らかになっている。
電車に乗って移動
人間の脳は移動している時、
記憶力を高めるシータ派という
脳波を出し、記憶が定着しやすく
なっているという。
車でも同じで家から離れた場所へ
移動していると脳が認識して
本能的に周囲のあらゆる情報を収集。
そのため脳の動きが活発になり、
記憶力があがるという。
電車の中で勉強や仕事に集中できる
気がするのも、脳が活発に働いているから。
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そんな記憶力の鍛え方を
教えてくれるのは、
本郷赤門前クリニック院長
吉田たかよし先生。
吉田先生によると、
脳の機能をうまく利用すれば、
記憶力は格段にアップして
くれるのだという。
受験生専門外来の医師が教える 合格させたいなら「脳に効くこと」をやりなさい
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記憶力アップには海馬の性格を
知る事が大切で、海馬はあらゆる
新しい情報を脳の中に記憶として
蓄積し、その記憶を法則に基づき
分類している。
海馬は必要性の低い情報を短期記憶とし、
約2週間で消去してしまう。
生きていく上で重要な情報は
大脳新皮質で長期記憶として
保存し、簡単に忘れない
ようになっている。
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パスワードのようなものは短期記憶として
扱われてしまうが、そういったものを
長期記憶に移動し、忘れなくさせる
方法があるという。
新しい情報をその場で必死に
覚えようとしても長期記憶には
ならない。
大事なのは、忘れかけた頃に
覚えなおす、うろ覚え学習。
記憶というのは、忘れかけた頃に
覚え直さないと定着しないので、
忘れかけた時に繰り返し
覚え直すことで、忘れるスピードが
遅くなり、長期記憶へと変わるそうです。
うろ覚え復習をすることで
短期記憶を長期記憶に変更できる!
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