今回は2月3日放送の

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組で今回は、

長崎県平戸にあるポツンと一軒家

 

海沿いの丘陵地

畑らしき場所もある。

 

最寄の集落から情報を

得るため捜索を開始。

 

住民を発見し、道を

お伺いしてみると、

これはたぶんオオクボさんの

家かな?という返答が。

 

行く道と、60歳代である

という情報GETし、車1台分

の幅しかない道を進み、林の中へ。

 

ガードレールもなく、崖の迫る

危険な山道を抜けると、

原生林が続く荒れた道を

車で走行していくと、住民が

言っていた2つの分岐が現れ、

先へ進む。

 

突然、視界が開けた後、

植物が植えられた広い畑を

守るための電気牧柵の脇を

通っていくと、屋根が見える。

 

 

 

牛舎があったが、家らしき建物が

見当たらず、一旦出直す事にする為、

来た道を戻ると、前方に一台の車。

 

オオクボさん?かと思い、

番組名を出し尋ねてみると、

テレビ観た、この間も

出してくれ 俺もポツンと一軒家

と返答がw

 

 

ポツンと一軒家の主は、

オオクボマコトさん66歳。

 

再びとともに

ポツンと一軒家に向かう。

 

衛星写真を確認してもらうと、

敷地内に、牛舎堆肥舎

藁を保管する倉庫が2つの

全4棟が建っていたが、

オオクボさんはたまに

牛が子を持ったりする時は

車で泊まるのだという。

 

牛舎には、が11頭で

仔牛が6頭いて、仔牛だけ

8ヵ月 9ヵ月で

出荷するのだそうだ。

 

毎日、麓の自宅から通い、

牛の世話をするオオクボさん。

 

人間でもきれいな所に

寝たいじゃろが、誰でも

と、籾殻で防臭と仔牛

体温保持させるため、

リラックスできる環境を

整えている。

 

 

   

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牛舎の掃除を終えると、

牛を繋いでいた綱を外すと、

牛は自ら牛舎を飛び出して

同じ方向へ進んで行く。

 

牛舎の先には、オオクボさんが

山を切り拓いて造ったおよそ

3,000坪の棚田状放牧場があった。

 

そこでは永年牧草といって、

一度種を蒔き根付けば、牛が食べても

その後 何度でも生えてくる牧草の

品種を利用していた。

 

海が近いと、牛の草が

美味しくなるという。

 

微量要素と言って、塩分 鉄分

コバルトなど、いろんな

要素が入っている。

 

走り回って運動して、

日光に当たって骨が強くなる。

 

その後、オオクボさんは

来る時に通った広い畑へ移動。

 

が食べるさとうきびの一種

ソトゴーを20㎏分収穫し、

牛舎へ持っていく。

 

さらにサツマイモのツルを

干したものなどを混ぜる。

 

本来、畜産農家は企業秘密

とされている4種類の植物を

細断し、混ぜ合わせる

飼料作りをみせてくれた。

 

1日に1頭は20㎏の餌を

食べるそうで、朝も夜も

2時間位かかってしまうが、

仕事と思えばなんという

ことはなかと語る。

 

 

   

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牛舎のそばには、草に覆われ

山と一体化した家があった。

 

昔、オオクボ家は代々、この土地に

居住し、草で覆われた築100年以上の

家は、亡祖母が住んでいた離れで、

20年以上前に空き家となったようだ。

 

オオクボ家は50年前、

麓の集落へ移住し、

屋根一面のソーラーパネルの下に、

当時に移築した母屋が建っている。

 

子供は独立し、夫婦2人暮らしだが、

オオクボさんはを残し、いつも

牛の世話ばっかりだそうで、

毎日、寝る時以外は牛舎で

働き詰めだが、先代までは

畜産農業ではなく米農家。

 

農耕用の牛を2頭飼っていた事から

牛に興味を持ち、畜産農家を

目指したという。

 

最初は牛の気持ちもわからず

大変だったが、徐々に牛の気持ちが

わかるようになり、平成9年には

オオクボさんが育てた繁殖牛が

全国大会で優秀賞を受賞した。

 

畜産農家になって45年で

学んだものは、ストレスの

ないような育ち方、考え方

牛も人間もそういう育ち方で

のんびりが一番だという。

 

 

   

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