今回は6月13日放送の
ビーバップ!ハイヒール
スタンフォード式
リーダーシップ術
日本のリーダーシップ列伝
を振り返って
みたいと思います。
今、一冊の本が注目を
浴びているという。
サンマーク出版
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googleやyahoo!の創業者を輩出した
アメリカ スタンフォード大学。
そこで教えられている
脳科学、心理学、歴史学に
裏打ちされた最新の
リーダーシップ論が載っている。
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戦後初の内閣総理大臣
吉田茂
日本国憲法をはじめ、
教育基本法・労働基準法など、
重要な法律を次々と成立させ
現代の日本を礎を築いた。
「ワンマン宰相」とも呼ばれた彼は、
周りの意見を聞かず、重要な案件を
独断で決める事が多かった。
だが、彼は首相に就任された回数が
歴代最多の5回だった。
ワンマンと呼ばれながら、
多くの人々に支持された理由は、
彼のあるリーダーシップだった!?
吉田氏は あるホテルで、
洗面台を拭いていたという。
一流ホテルが一流である証は、
従業員の手によってトイレが
いつもきれいであることではなく、
自分で拭くのが当たり前だと
思う客が常連である事ではないかと
言っていたとされる。
彼は、ワンマンと呼ばれる一方で、
政治の場を離れると、誰に対しても
謙虚な姿勢を忘れなかったそうです。
そんな普段の姿を見ていた
周りの人間は、吉田氏に
魅了されていた。
1951年 日米安全保障条約の
調印式の直前に吉田氏は、
部下に調印式出席を禁止
させていた。
当時、日米安保条約反対派が多く
条約を結んだ後、反対派のデモ運動が
過激化する事を懸念していたから。
直属の部下が調印式に出席すれば、
部下に危害が及ぶ可能性があると
考えて、自分一人でそのリスクを
背負おうとしていた。
独断で決めた事の責任は、
自分で取る、その姿勢を
見せ続けた事で、長きに渡り
支持されていた。
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私鉄経営の祖
小林一三
電力民営化を実現し、財界で
電力の鬼と呼ばれた
松永安左衛門は、事業に失敗し
極貧生活を送っていた際、
小林は松永に、書籍と掛け軸を
渡していた。
お金を渡せば、すぐに
松永を助けられる。
だが、それでは彼の
プライドを傷つけてしまう。
そう考えた小林は、あくまで
何気ない行動を装い、書籍と
掛け軸を渡した。
この恩を忘れなかった松永は、
その後 電気事業が軌道に乗ると、
阪急電鉄の発展に貢献した。
小林が大切にしていた
小さな心遣いによって人は、
動く。
この行動こそが、
リーダーシップの神髄。
スタンフォード式
リーダーシップ術として、
GOOD or No?
ビギナーの心を持つ
定期的にほめる
長い目で見る
スタンフォード大学
スティーヴン・マーフィ重松
特任教授によると
部下は、ほめられることが
当たり前になると、
ほめてもモチベーションが
上がらなくなる。
小さな失敗を経験させる
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