今回は10月6日放送の

ザ!世界仰天ニュース

渋谷天然温泉爆発事故

を振り返ってみます。

 

 

前回

 

 

2016年1月19日

 

渋谷松濤天然温泉施設

「シエスパ」がオープン。

 

誰もが安全だと思っていたが、

大爆発が起こってしまう。

 

 

2007年4月

オープンから1年3か月

 

実家の引っ越しの手伝いに

彼女も手伝いに帰っていた。

 

彼女親に来月から

渋谷の温泉施設で働く事を報告。

 

マネージャーの姉は、

シエスパを運営する会社社長。

 

ホテルでの契約の期限が

迫っている彼女に、うちで

働かないかと声を掛けて

もらっていた。

 

 

 

2007年5月

爆発事故の1か月前

 

彼女はシエスパの

ラウンジで働くことに。

 

同じレストランで

アルバイトとして働く

真里さんには結婚25年目の

がいる。

 

そんな二人の楽しみは、

アメリカの国立公園を

めぐる旅することだった。

 

 

シエスパで働くから

へ手紙が届く。

 

 

 

 

2007年6月18日

爆発事故 前日

 

毎日 午後2時頃に

温泉水をくみ上げる

建物の巡回をする。

 

この時、いつも通りに

排気ファンは動いていた。

 

しかし、その後…

メタンガスを排気する

ファンが止まる。

 

異常があれば客用施設の

1階にある管理室の

警報ブザーで知らせてくれるが、

この時は鳴らなかった。

 

 

   

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実は前日、エントランスの滝の水を

ろ過する機械が止まってしまい、

業者に修理を依頼。

 

その修理は、2~3日かかるそうで

修理が終わるまで警報ランプは

つきっぱなし。

 

新たな異常が起きても、

1つの警報を解除しないと

ブザーはならないしくみに

なっていたようだ。

 

こうして、温泉処理室の

排気ファンが止まったことに

誰も気づかなかった。

 

 

 

2007年6月19日

爆発事故 当日

 

彼女真里さんは

出勤していた。

 

 

 

午後2時

爆発事故30分前

 

2人は1時間の休憩に入り、

従業員の休憩場所である

更衣室に向かう。

 

更衣室は温泉処理室の真上。

 

女性5人が休憩していて、

その下ではメタンガスが充満。

 

午後2時半前、いつも通り

管理担当者が客用施設から

温泉をくみ上げる建物に

点検に向かっていた時、

タンク内の温泉量が減って、

自動ポンプシステムに

電源が入ってしまい、大爆発。

 

それは大惨事となり、

周辺の家も被害に。

 

温泉をくみ上げていた棟は、

鉄筋の骨組みだけを残して

崩壊してしまった。

 

2020年7月 福島 飲食チェーン店で

ガス爆発が起きた時も骨組みだけに

なってしまっていた。

 

 

   

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事故当日 午後4時頃

爆発から約1時間30分

 

真里さんの夫は、シエスタで

爆発があった事を知る。

 

真里さんの夫の勤務先は

渋谷に近く、渋谷方面の上空に

多くのヘリが飛んでいるのが

見えてた。

 

に電話をかけるが

繋がらない。

 

客用施設にいた人は全員無事。

 

更衣室にいた5人は、

3人死亡 2人重体。

 

は病院で

亡くなった事を知った。

 

 

彼女親は最終便で

東京に向かう途中の

空港での死を知った。

 

 

 

運営会社はガスに対する

危機意識が低く、事故から半年に

原因が明らかになった。

 

温泉水から出たメタンガスを

送る際、道路下部分に結露した

水分が溜まっていた。

 

行き場を失ったメタンガスは

逆流し、温泉槽にある

もう一つの排気管から

地下室内へ。

 

さらに、排気ファンの故障で

室内のメタンガス濃度が高まり、

爆発してしまった。

 

水抜きバルブは取り付けられていたが、

オープンから1度も水抜きをしなかった。

 

設計士は、水抜きバルブの重要性を

説明書に記載せず、周知していなかった。

 

運営会社は、水抜きバルブの

存在すら知らなかった。

 

 

   

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