今回は12月5日放送の
世界一受けたい授業
悩み解決の生きるヒント
学校 会社のお悩み解決
を振り返ってみたいと思います。
坂本龍馬は、対立していた
薩摩藩 西郷隆盛と長州藩 木戸孝允の
仲を取り持って薩長同盟を結ばさせた
という人間関係を上手に築く
テクニックがある。
勝海舟に弟子入りした坂本龍馬は
武士では珍しく恥ずかしげもなく
喜びを表現をした。
龍馬が姉に書いた手紙に、
ヱヘンと書いていた。
武士の手紙でヱヘンと書くのは
かなり珍しいことで、喜びを
恥かしげもなく素直に表現できる
人物だったからこそ、人々の心を
動かした。
教えてくれるのは、
歴史作家 今村翔吾先生36歳。
戦国時代の武将の生涯を描いた著書
「じんかん」は、今期 最も面白い作品
(山田風太郎賞)に選ばれた。
2019年9月1日~2020年8月31日 刊行
部下のやる気アップ術
室町幕府 初代将軍 足利尊氏は、
1336年に起きた多々良浜の戦いで、
足利尊氏軍250人に対し、
朝廷軍3万人だった。
戦いの前 尊氏がもうダメだ
俺はここで死ぬ!と言って
家臣の士気がアップした。
今村先生によると、
普段は堂々としている尊氏が、
頼りない一面を見せたことで
部下に自分が頑張られねば!と
思わせた。
不利な状況にかかわらず、
尊氏は勝利。
職場でも、部下が
「もうできない・・・」
みたいな弱音を吐いてみると、
周りが「頑張らなきゃ」と、
思ってくれるかもしれない。
諸説あるが、本気で言った
可能性もあるという。
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2020年12月11日公開の
大泉洋さん主演の映画
「新解釈・三國志」
について大泉さんが解説。
三國志とは、約1800年前の中国
では、3つの国に分かれて
争そっていた時代。
魏の大将 曹操を小栗旬さん、
呉の大将 孫権を岡田健史さん、
蜀の大将 劉備を大泉洋さん、
が演じ、3人が中国の統一を目指す。
今村先生によると、
その中でも一番の苦労人は、
蜀 劉備玄徳。
劉備玄徳は、
敵の心を欺き、一国の王に!
劉備は蜀のリーダーになる前、
戦いに敗れて後のライバルとなる
曹操のもとに逃げ込んでいたという。
ある日、劉備は曹操から酒の席に
誘われると、今この世で誰が
英雄なのか聞かれたので答えた。
ところが、曹操は全て否定し、
英雄は自身と劉備だといった。
その時、雷を聞いた劉備は
ある行動をとった。
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後のライバルとなる曹操に
目をつけられた劉備の
人の心を操るテクニックは?
雷を聞いた劉備は、
わざと雷を怖がって弱い姿を
見せることで、相手に
警戒されないように
上手く心を操っていた。
今村先生によると、
劉備の人の心を操るテクニック
三顧の礼という有名な
エピソードがあるという。
劉備が諸葛孔明を仲間にしようと、
2回 家を訪ねるが留守だった。
3度目に訪ねると、昼寝中だったので
孔明が起きるまで待ち続けた。
当時46歳の劉備が27歳の孔明を
謙虚に接して口説く。
この行動は孔明に誠意を
見せる以外にも、この話を聞いた人に
そんなにも家臣を大事にしてくれるのか
と思わせ、多くの人材を集める
イメージ戦略とも考えられるという。
孔明役はムロツヨシさんが演じている。
三顧の礼を「新解釈・三國志」では、
面白おかしく新解釈されている。
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