今回は6月13日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
瀬戸内海に近い山の中
広大な耕作地
黒い大きな屋根の家
道は確認できる
衛星写真で見つけた広島県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索を開始。
最寄りの集落に到着すると、
水産業のお店で夫婦を見つける。
お父さんにも協力してもらい、
衛星写真を確認頂くと、
お父さんが知っているという。
娘さんに、よくこの番組
案内しよるよ、車で連れてって
あげようと、行っちゃりんさいと、
言われたお父さんが行ってくれる
ことになった。
だが、どの辺りにあるか見当がつくが、
住人の名前や仕事などの詳細は不明。
(有)宮本水産では、買い物に困る
高齢者世帯が多く、5軒の鮮魚店が
集落を回って販売しているそうだ。
捜索再開、海岸沿いの道を
右に曲がり、山の上に向かって
坂を上がる。
そこで、お父さんがこの地域に
詳しい人に応援をして貰うと、
登場したのは建設会社の社長さん。
社長さんに衛星写真を確認して貰うが、
「こんな家あるんかな?」と、
分からない様子で、先生に確認。
電話で話を聞いた先生曰く、
したむかいさんという人らしいが、
住んでいない所で、農作業用の
小屋だという。
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したむかいさんの家は、
別の場所にあり、山の上の
畑に通っているそうだが、
そこで出来た野菜が大層、
美味しいと評判。
でも、そこに行くには四駆の
軽トラしか登れない道だった。
そこで、約3㎞の道に時間をかけて
向かう事にしたのだが、お父さんと
娘さん夫婦で道案内してくれた。
そこに先ほどの建設会社の社長が、
先回りして確認してくれる事に!
崖崩れを起こした跡が残る
山の急斜面を歩いて行く。
そして、先回りして確認してくれた
社長さんと合流し、この道で間違いない
ことがわかった。
さらに、社長さんはしたむかいさんに
直接連絡をしてくれて、来てもらえる
ことになる。
この地域で採掘される桜御影石は、
議員石とも呼ばれているのだとか。
ポツンと一軒家に到着するも、
家主が不在のため、
ゲートが閉まっていた。
軽トラに乗った家主も到着。
ポツンと一軒家のあるじ
したむかいみずほさん83歳は、
案内してくれた宮本一家と
同じ集落に自宅があるという。
宮本一家と別れる。
したむかいさんはいつも、
集中して緊張感を持って
運転していることが、
元気の秘訣ではないかという。
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2018年の6月、7月に西日本を中心に
記録的な豪雨が襲い、各地で河川の
氾濫や土砂崩れが発生した西日本豪雨。
したむかいさんの畑に向かう途中の
崖崩れも、その時に起きたもので、
道をふさいでいた土砂を弟にも
手伝ってもらい撤去した。
したむかいさんの畑では
主にネギ、自家用で食べる
じゃがいも・玉ねぎ・キャベツを
育てている。
代々 農家で、所有する山は10ha。
昔は、牛の荷車に乗って、
山を上下していた。
したむかい家の長男として
生まれたしたむかいみずほさんは、
中学卒業後、家業の農家を継承。
以来70年近く、毎日
山の上で農作業をする。
もともと、黒いトタン屋根の
大きな建物は亡父が建築し、
元鶏舎で3棟あり、1500羽の
鶏がいたらしい。
昭和30年頃、兼業で養鶏を開始するも
約10年で廃業した。
米が売れなくなり、最初に西瓜を
植えるが、1~2年でやめて、軽さで
ネギを選択して40年経つ。
したむかいが40歳の時、
減反政策もあって、
田んぼを畑に変える。
ネギを育てるのに、
3ヵ月以上掛かるので、
当初はバカにされていたが、
したむかい家のネギは甘くて
美味しいと評判になった。
ネギ栽培に特化し、
全て手作業で行われている。
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