今回は、11月29日放送された

カズレーザーと学ぶ。

大金をもらったら人間はどうなる？

前澤社長100万円ばらまきの結末

を振り返って

いきたいと思いますので

宜しくお願いいたします。

 

 

 

世の中の動きから経済をよむ

マクロ経済学 駒沢大学

井上智洋准教授。

 

2020年1月、前澤友作社長が

自腹で行った総額10億円の

お年玉企画で大金を手にした

人間におきた意外な行動の変化を

カズと学ぶ。

 

お金配りおじさんこと前澤社長が

100万円を1,000人に配ることを実施。

 

これは、単なるお金配りではなく、

社会実験だったという井上准教授は、

この実験結果を分析する専門家だった。

 

社会実験の目的は、大金を配った時に

人々はどのように行動を変えるか

検証するため。

 

最初はお年玉配りが目的だったが、

お金配りをしている間に実験に

しようと思いついたのだそうだ。

 

2019年1月にも100人に

100万円を配っていた。

 

 

 

 

実験内容は

当選後、すぐ配布

半年後に配布

1年掛けて12か月の

分割で配布する

３つのグループに

分かれていた。

前澤式ベーシックインカムHPより

 

 

応募総数400万人いたが、

その中から1000人を抽出。

 

2020年の調査対象は完全ランダム、

ランダムに抽出するための

独自アプリも開発していたとか。

 

 

   

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1週間の平均勤務日数

 

実験開始前は4.5日だったのが、

実験開始後は4.7日にUP!

前澤式ベーシックインカムHPより

 

 

100万円もらったら怠けちゃう人も

結構いるかと思うが、実はそうでは

ない結果が出ていた。

 

井上准教授はこれでお金を配れば

みんな頑張って働くようになるとは

私は言えないと思うが、少なくとも

大幅に怠けることにはならないと

思うという。

 

 

1週間3時間以上

自己成長のために勉強を始めた

 

実験開始前は3.7％で、

実験開始後には4.7％にUP!

 

 

 

お金をすぐに配布された人の

使い道は、

引っ越し・住宅賃金・転職。

 

半年後に配布された人の

使い道は、半年考える

時間があったからか、

起業・医療サービス・

自動車購入。

 

起業がポイント！

 

12か月の分割で配布された人の

使い道は、資格取得・預金・

生活費。

前澤式ベーシックインカムHPより

 

 

世界でも現金給付の実験があるが、

だいたいどの実験結果を見ても

人間はお金をもらうと、それまで

麻薬やアルコールの中毒だった人とか

いたとしても、麻薬やお酒を買ったりは

あまりしない。

 

お金がないことで短視眼的になり、

長期的な計画が立てられない。

 

 

   

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前澤社長がこの実験を行うにあたって、

背景となる制度があった。

 

それは、ベーシックインカムという

生活に最低限必要なお金を国民全員に

一律給付する制度。

 

この実験から井上准教授は、

他人からもらった100万円が

ここまで人を動かす所に

驚きを感じたという。

 

人がお金をもらった時に、

目先のことに使って、

刹那的に振る舞わず、

未来に向かってお金を使う。

 

大学生くらいになったら

100万円渡してもいいかも。

 

意外と人間は賢くお金を使う

ということなので、人生の

軍資金のような考え。

 

その軍資金の100万円を使って、

人との交流・本の購入・資格試験の

勉強などにお金を使う可能性が、

我々が思っているより意外と高いのかも。

 

 

人間は大金を手にすると

有効に使おうとする!?

 

 

カズレーザーさんも個人的に

会ったことない人に

今まで3人くらい、月10万円を

渡してたことを告白していた。

 

 

   

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