今回は、4月11日放送された

カズレーザーと学ぶ。

最新科学で人間関係を

よくするを振り返って

いきたいと思いますので

宜しくお願いいたします。

 

 

 

ウソは体の○○に出る!?

忍び寄る「オオカミ少年脳」の見分け方

 

人間環境大学 講師 新岡陽光先生は

人がウソをつく時の脳活動を研究。

 

最新研究で判明したウソの見抜き方や

知られざるウソのメカニズムを

カズと学ぶ。

 

人間関係とは切り離せないウソ。

 

大学生を対象にして行った研究では、

男女とも1日に人は平均して1~2回は

ウソをつくってことがわかっている。

 

そして、ウソのつき方次第では、

脳が慣れて、ためらいなく、

息を吐くようにウソを言ってしまう

オオカミ少年脳になってしまうって

ことが近年、わかってきているという。

 

オオカミ少年脳を見分ける

ポイントとして、

人がウソをつく時に

体に明確な変化が

出ることがわかった。

 

 

アクセサリーの入った色違いの

箱が用意され、被験者は5つの

箱の中からネックレスを盗んで、

ロッカーに隠す。

 

その後、事件に関する質問に

いいえと答えさせ、その間の

脳活動を計測。

 

ウソをついた時の脳血流の

変化をみると、事件について

核心をつく質問の時には、

脳活動が大きくなった。

 

 

   

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神経細胞が使われるわけなので、

代謝が上がり、そこに血液が

運ばれる量が増えるイメージ。

 

どんなにウソが上手い人も、

脳はウソをつけない。

 

前頭前野という理性・倫理を

担うの領域が活動。

 

前頭前野

→物事を隠そうとする心理

を反映しているのではないか

と、考えている。

 

盗んだのはネックレスという

質問を否定した時だけ、右の

側頭領域で大きな活動が見られた。

 

右の側頭領域は、記憶に

関係する所と考えられていて、

実際に自分が知っているもの

だって記憶が掘り起こされたことを

反映した活動ではないかと

考えているという。

 

 

その人の中で主観的に

真実であることを

言っている場合であれば、

上手く脳の反応が出ない

可能性はある。

 

 

男性女性では、

ウソのつき方に

違いがあることが、

実際に研究でも

示されている。

 

 

多額の金銭を渡して

と分け合うか、

自分だけ受け取るかの

判断をさせて、

脳活動の違いを観察。

 

すると、報酬系が存在する

部位である線条体と呼ばれる

喜びの感情や快楽に関係する

場所が女性は利他的な意思決定を

した場合、男性は利己的な

意思決定をした場合に線条体

強く活動していた。

 

女性は相手のためにお金を

分けること自体が報酬になる。

 

男性は自分のためにお金を

分けないことが報酬になると

いうことを示唆しているかも。

 

 

   

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女性は他者を傷つけない

利他的ウソを、

男性は自分が得をする

利己的ウソをつくことが

多いというふうに言われている。

 

 

進化心理学の観点から考えると、

すごく的を射た反応かなと

思っている新岡先生。

 

男性:利己的

自分と子孫の利益

 

女性:利他的

仲間と子孫を育てる

 

 

脳の使い方の違い

 

男性は、脳の右側なら右側、

左側なら左側と、1つの物事の

処理に集中しがち。

 

女性は、脳の右側と左側の

結合が強く、2つ以上の物事を

同時に処理するのが得意とされ、

相手の表情やしぐさを

記憶しながら、

上手くウソをつける傾向が。

 

 

利己的なウソをついた場合には、

脳の機能が変わり、

オオカミ少年脳になってしまう

可能性があることが最近の研究で

わかっている。

 

 

   

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