今回は8月14日放送の
世界まる見え!テレビ特捜部
超過酷なアフリカの里帰り
を振り返ってみたいと思います。
OUGANDA CONGO
危険な移動
アフリカ ウガンダ共和国
首都 カンパラ。
ウガンダ イク民族の長老
ジョンマークは息子の
チャールズが大学を
卒業したので、村で
成人の儀式を受けさせる
ために迎えに来た。
だが、村まではタクシーを
何台も乗り継ぎ、とんでもない
道を行く過酷な旅になる。
旅は首都 カンパラからスタート。
まずは、3人乗り
バイクタクシーで
町の中心地へ。
目的地は500㎞以上離れた
イクの村。
そこでチャールズは、
聖人の儀式を受け、
村の「指導者」に
就任する予定。
巨大迷路のようになっている
バスターミナルに到着。
バスターミナルを抜け、
一路 ムバレへ。
すると、バスは対向車線に
出て、前を行く車をどんどん
抜いていく。
何とか無事、ムバルへ到着し、
ここで一泊する。
故郷の村まで5日の旅。
2日目は3台目となる
乗り合いタクシーで
山道を進むのだが、
ウガンダの田舎は
ほとんどの道が
舗装されていない。
雨で酷くなった
でこぼこ道に
ハンドルをとられまくり、
バウンドしまくりで、
車のタイヤがパンク。
偶然、近くにいた村人が
助けてくれた。
それは、ゴムの切れ端を
集めて接着剤で穴をふさぐ
という少々怪しい方法だが、
パンク穴をふさいでもらった。
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この方法で意外にも
直ったが、この山道には
さらなる難所が。
アクセルをベタ踏みしても
前に進まず、止まってしまう。
仕方がないので、
乗客も降りて車を押す。
押してもダメなら
引いて進む過酷な山道を
抜けると、そこに広がるのは
広大なサバンナ。
ここで4台目となる
ワゴンタクシーに
乗り継ぐが、
今度は水たまりに
つかまってしまい、
車は全然抜け出せない。
どうしようもないので、
この辺りを警備している
レンジャー部隊に連絡して、
助けを待つ。
すると、後ろからライオンの
鳴き声がしたり、バッファローや
ゾウもわんさかいる。
やつらのせいでアフリカでは
毎年 何十人も死んでいる。
野生動物を警戒しながら、
待つこと1時間、やって来た
レンジャー部隊にようやく
救出された。
この後、しばらくサバンナで
車を走らせると、先祖が
暮していた場所を
チャールズに案内した。
80年ほど前に政府がここを
野生動物の保護区にしたから、
イク民族はこの場所から
追い出されたと説明。
ここで狩りをして、
果物を採っていた。
我々は元々、狩猟民族。
お前もいつか、子どもや
子孫に見てほしい。
イク民族のルーツは
サバンナなんだと。
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3日目は5台目のタクシーに
乗り継ぎ、ウガンダ北東部に
広がる乾燥地帯を進む。
出発してすぐ、
2回目のパンク。
そこに、
恐ろしい人達が…
それは、イクと対立する民族
カラモジョン。
その気性は荒さから
戦士の民族と恐れられる存在。
今も狩猟の伝統を
かたくなに守り、
自然の中から食料を
探す生活を続けている。
親子は水と食料を差し出し、
パンクしてあなたたちの
土地に仕方なく止まったと
説明し、事なきを得た。
逆らっていたら、喉を
切り裂かれて旅は
終わっていたかも。
5日目は6台目となる
バイクタクシーに乗り継ぎ、
ようやく到着。
久しぶりに帰ってきた
チャールズをイク民族伝統の
ダンスで歓迎。
成人の儀式
チャールズは伝統の衣装に
身を包むと、村人たちと
一日中踊って祝う。
この儀式が終わると、
成人と認められ、
結婚もできるようになる。
「大人」の資格を得る。
これで、チャールズに
もう一つ与えられた
権威の象徴である「杖」。
民族を導く
リーダーの1人となる
「指導者の資格」
チャールズは民族の伝統と
科学技術は共存できると
信じている。
そしていつか、
全ての民族が
親しくなれるよう
力を尽くすという。
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