今回は8月13日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
太平洋に近い山の中
色違いの屋根の建物が3棟
建物の両側に田んぼ?畑
衛星写真で見つけた岩手県の
ポツンと一軒家を目指す。
始めに道を聞いた夫婦によると、
目指すポツンと一軒家ではないが、
同じ方角に別のポツンと一軒家が
あるという。
拡大した衛星写真を見てもらうと、
すずきさんの家だとすぐに
気付いたが、名前以外、
詳しい事は分からないとのこと。
言ってるより早いから
連れて行ってもらえることに。
捜索再開。
荒れた険しい山道を進み、
ポツンと一軒家にたどり着いた。
麓で道を聞いた時に夫婦が
言っていたすくいそさんの
家がすずき家から4㎞ほど山の
奥に入った所にある。
すくいそけんじさんは
お父さんの同級生。
すずきさんからすくいそさんの
家のほうが自分の家よりも
歴史が古く、もっと
ポツンと一軒家だと強く
勧められた捜索隊は
すくいそ家へ向かう。
捜索再開し、
再びお父さんに
案内してもらい、
ポツンと一軒家に
辿り着いた。
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太平洋に突き出た岩手県の
船越半島は古くから鷹や鷲の
産地として知られ、江戸時代に
岩手県中部 南部藩の藩主が
鷹狩をした土地。
幕府に鷹を献上し、
将軍との主従関係を
築いていたといわれる。
当時、殿様が鷹狩に来た時に
宿泊していたのがすくいそ家
だったと伝えられているそうだ。
そのため、この辺りは
宿磯という地名だったが、
明治8年に名字の使用が
義務付けられた際、すくを
当て字で漉に変えてすくいそ
という名字にしたという。
地元の農場短大に通う
同級生だったすくいそ夫婦、
互いに23歳で結婚。
翌年に長女、その次の年に
長男と2人の子供を授かった。
第二子誕生後に、親子4人で
夫の実家に移住。
すくいそ家の両親と
同居した。
夫のけんいちさんは
3年前から盛岡市の
種苗会社に単身赴任中。
案内してくれた
お父さんとお別れ。
お父さんと入れ替わる
ようにして1台の車が到着。
やって来たのは隣町で
一人暮らしをする長女。
そして今度は軽トラが到着。
まさかこんな所まで来るとは
思わなかったと笑う
ポツンと一軒家のあるじ
すくいそけんじさん76歳。
震災で津波で流れ着いた物を
片付けて、区画整理して
均した土地を地権者が自分達で
できないからと、田んぼ1haと
畑2haを借りた。
築86年のポツンと一軒家。
代々、生活の基盤は主に林業。
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今は全部で7棟の
ビニールハウスと畑で、
50種類以上の野菜や花を
栽培・出荷している。
そんな農家の仕事を
手伝っているのが奥さん。
茄子だけでも米なす・
マー坊・中長なす・
グリルでイタリア・
とろ~り旨なす・
カレーなインドの
特徴の異なる品種、
6種類を作っている。
その理由は、ふるさと納税の
返礼品を夏の間、少し出してて、
夏野菜のピーマンとか
じゃがいもとか詰め合わせに
するため、色々な種類を作る。
収穫した野菜は道の駅や直売所で
販売するほか、3年前から
ふるさと納税の返礼品の発送も
されている。
野菜の詰め合わせセットが人気!
単身赴任中の夫の分まで
義理の両親と一緒に家業の
農家を手伝い、忙しい日々を
送る奥さん。
どんなに忙しくても、
家族の笑顔を見るためなら
頑張れると手を動かす。
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